品質保証の現状と将来性

「ものづくりの要」となる

品質保証は、生産したものの品質をチェックし、問題がないことを確かめたり、不具合があれば対策を考えていくなどの重要な役目を担っています。

企業がどれだけの研究実績や高度な開発技術を持っていても、生産した製品の品質がつねに守られていなければ、それを安定して世の中に供給し続けることはできません。

まさに「ものづくりの要」となる仕事といえ、品質保証部門に力を入れているメーカーは多いです。

なお、会社によっては品質保証と品質管理の業務を一体化させており、より広い業務に携わることも可能です。

さまざまな立場の人と関わっていける

品質保証の仕事では、社内の設計担当者や生産技術者などと連携を取りながら、製品の品質を保っていくために動きます。

そこでは、ただ「もの」だけを見て働くのではなく、各部門のスタッフと関わりながら、その人たちが困っていること、課題としてとらえていることを改善するための方法を考えていくのも品質保証の需要な役割です。

ものづくりに関わるさまざまな立場の人と接するなかでコミュニケーション力や調整力が身につきやすく、また、ものづくりのすべての工程に関わる幅広い知識やスキルが得られるという魅力があります。

学ぶべきことは多くなりますが、製造の全体像を見ることができる仕事です。

グローバルな仕事ができる職場も

また、最近ではアジアや欧米に海外事務所・工場を設置するなどグローバル展開するメーカーも増えており、勤務先によっては、品質保証担当として海外とのやりとりが積極的にできるチャンスも得られます。

同じ品質保証の仕事でも、別業種の会社に転職すればまた別の知識やスキルが磨かれますし、チームや部門を率いていくマネジメントの道へ進むこともできます。

品質保証として経験を積み、その人のキャリアの志向に応じて、さまざまな活躍の道があるといえるでしょう。