品質保証のつらいこと、大変なこと、苦労

お客さまからクレームを受けること

多くのメーカーにおいて、品質保証部門はクレーム対応の窓口として位置付けています。

世の中に出回った製品に万が一、不具合やトラブルが起こった際には、品質に関するプロフェッショナルである品質保証が対応しなくてはなりません。

普段からクレームを受けて気持ちいいものではありませんが、クレームが立て続けに起こった際や、対策が難しい内容に直面した際などは、一時的に気持ちがものすごく落ち込むかもしれません。

それでも、品質保証担当はクレームから問題点や課題点を見つけ出し、再発防止策を検討していく姿勢が求められます。

ものづくりの幅広い知識を学ぶ必要がある

品質保証は「品質」という観点から、ものづくりの工程のあらゆる部分に関わっていかなくてはなりません。

製品そのものの検査はもちろん、品質を保証するための生産から出荷までの仕組み作りや体制作り、製品のクレーム対応など、業務範囲が幅広いことが特徴です。

製造工程の一つひとつはもちろん、生産設備や機械の特徴についても覚えなくてはならないため、入社後の勉強が欠かせません。

また、さまざまな部門の担当者とコミュニケーションをとってプロジェクトを進めていく必要があるため、フットワークの軽さや臨機応変な動きが求められることも大変な部分です。

不具合が発生したとき

品質保証担当にとって最もつらいのは、「OK」を出した製品の品質に、問題や不具合が発生してしまったときだといえるでしょう。

とくに、その問題の原因がなかなかわからない場合は、解明するために遅くまで残業をしたり、休みの日にも出勤して対応するようなこともあります。

現場では、つねに限られたコストや時間の中で製造を行いますが、それでも製品に不具合が発生しないよう、品質保証は注意深く目を光らせ、トラブルがあればすぐに原因や改善策を考えます。

こうしたプレッシャーを抱えながら毎日働いていくことは、品質保証の大変な一面だといえるでしょう。