グラフィックデザイナーの求人・就職状況・新卒での就職先選びのポイント

グラフィックデザイナーの就職先にはどんなところがある?

グラフィックデザイナーの主な就職先は、広告代理店や印刷会社・制作プロダクション・企業の宣伝部や商品開発部などがあります。

雇用形態は、正社員や契約社員で働く人もいれば、派遣社員やパートとしてプロジェクト単位で契約する人まで、企業や仕事内容によってさまざまです。

また、グラフィックデザイナーは、実力次第で知名度や収入もアップするやりがいのある仕事です。

経験を積めば、フリーランスとして独立することもできるほか、企業で自社製品のデザインを行うインハウスのグラフィックデザイナーとして働くこともできます。

グラフィックデザイナーの求人の状況

専門学校卒業生の就職の状況

あるグラフィックデザイン専門学校が公開している就職状況のデータをご紹介します。

・求人企業数:約270社
・求人者数:約790人
・一人当たりの求人数:9.8社
・就職率:84%
・平均初任給:約18万5000円

このように、グラフィックデザイナーは一人当たりの求人数や就職率が比較的高めであることが特長です。

また、別の専門学校では90%以上の就職率を誇っているところもあります。

この就職率の高さには理由があり、もともとグラフィックデザイナーを目指す専門学校に通う人は、進路がはっきりしていること、また学校側も広告業界各社と太いつながりを持ち、生徒の就職活動を強力にサポートしていることが挙げられます。

学校を選ぶ時にはこうした就職に対するサポート体制がいかに整っているかに重点を置くことが肝心です。

美術大学卒業生の就職の状況

ある美術大学が公開しているグラフィックデザイン課の就職状況のデータでは、就職率は80%前後で、就職先は広告制作プロダクションやWebデザイン事務所などの制作に特化した企業が最も多く、その他は出版社や企業の宣伝部・企画部などとなっています。

専門学校と比べると、就職率が低いように感じますが、就職せずにフリーランスとして活動する人や、すぐに就職せずに卒業後そのまま制作活動に入る人もいることがその一因になっているようです。

新卒で大手広告代理店への就職を目指す場合、大学卒は必須条件になっている企業が多いため、最終学歴の確保と知識やスキルの取得のために美術大学を卒業することはおすすめです。

景気低迷の影響を受けやすい広告業界

どんな業界・職業であっても少なからず景気に左右されるものですが、広告業界はとくに景気の影響を受けやすい業界です。

景気が低迷し商品が売れなくなると、メーカーは最初に宣伝広告費を削るため、この影響を受け、グラフィックデザイナーの給料は低くなる傾向にあります。

さらに、勤務時間が長く残業が多いために人の入れ替わりが激しいなどの労働条件の悪化が生じることもあるため、就職先はしっかりと吟味して選ぶことが大切です。

グラフィックデザイナーの就職先の選び方

グラフィックデザイナーとして就職先を選ぶ際は、自分がどんなグラフィックデザインを手掛けたいかによって選ぶとよいでしょう。

広告代理店や印刷会社・制作プロダクション・企業の宣伝部や商品開発部などは、それぞれに特色があり、手掛ける広告や媒体にも違いがあります。

グラフィックデザイナーの活躍の場はさまざまありますが、自分がどのような分野で働きたいのか、自分の強みを生かしていけるのはどのような会社なのかをしっかりと考えた上で就職先を選ぶとよいでしょう。

グラフィックデザイナーの志望動機・面接

グラフィックデザイナーを目指す人は、もともとデザインが好きという人がほとんどです。

こうした思いを持つ人が多く志望するため、ポートフォリオをはじめ自分をしっかりとPR出来るよう準備をしておかなくてはなりません。

自分の好きなデザイナーや作品や目標とするデザイナー像などを挙げ、なぜ好きなのか、どんな作品を創りたいのかなど、具体的に話せるようにしておくとよいでしょう。

またクライアントの売上げを伸ばしたい、社会貢献したいなど、自分がその企業に提供できるメリットなどを話せるようになるとより効果的です。

就職先はどのように探したらいい?

就職先を探す際、新卒の場合は学校に来る求人や学校からのあっせんが多いようです。

もちろん自分で就職サイト等を使ってさがす場合もありますが、グラフィックデザイナーを目指す学校に進学している場合、学校が企業と直接つながっていることも多く、優秀な学生が欲しい企業が学校を通して求人をかけることも多くあります。

転職の場合は、一般の転職サイトやハローワークのほか、クリエイティブ職向けの転職サイトを利用する人が多いようです。