グラフィックデザイナーの働き方の種類とその特徴

グラフィックデザイナーの雇用形態

グラフィックデザイナーの主な活躍の場は、広告代理店や印刷会社・制作プロダクション・企業の宣伝部や商品開発部などです。

ただし雇用形態は、正社員や契約社員で働く人もいれば、派遣社員やパートとしてプロジェクト単位で契約する人もおり、企業や仕事内容によってさまざまです。

グラフィックデザイナーとしての経験を積めば、フリーランスとして独立することもでき、実力次第で知名度や収入もアップするやりがいのある仕事です。

正社員のグラフィックデザイナー

グラフィックデザイナーは、広告代理店や印刷会社・制作プロダクション・企業の宣伝部や商品開発部に勤めるのが一般的です。

なかでも、企業に勤め自社製品や自社広告を手掛けるデザイナーは「インハウスデザイナー」と呼ばれ、安定した収入や待遇が得られます。

ただし、他の職業に比べると残業や休日出勤も多く、職場環境が悪いところもあるため、就職先を探す際には注意が必要です。

派遣のグラフィックデザイナー

派遣会社に登録し、派遣のグラフィックデザイナーとして働く人もいます。

早朝や深夜なども稼動しているようなメーカーや印刷会社の依頼を受け、派遣会社がグラフィックデザイナーを募集することはよくあります。

「3交代制」や「短時間勤務OK」といった求人広告で、さまざまな時間帯に対応できる人材を募っているのが特長です。

さまざまな企業で経験を積める一方で、派遣期間が過ぎるとまた新しい職場を探さねばならず、仕事に対するスキルが身につきにくいというデメリットもあります。

アルバイト・パートのグラフィックデザイナー

アルバイトのグラフィックデザイナーの求人

グラフィックデザイナーのアルバイト・パートを募集する企業もあります。

特に小規模のメーカーの場合、商品企画から製造、販売まで自社で手がけますが、デザインを外注するほどの予算はなく、かといって常勤のデザイナーを雇うほどの仕事量があるわけでもないため、必要な時にアルバイトを雇うパターンが多く見受けられます。

また、少数精鋭のデザイン事務所や制作プロダクションの場合、「社員を増やすつもりはないが繁忙期には猫の手も借りたい」とアルバイトを求めることが多いようです。

運良く能力が高いアルバイトに巡り会うと、会社側から社員登用のお誘いがかかることもあります。

アルバイトのグラフィックデザイナーのメリット・デメリット

厳しい広告業界では、労働条件の悪さから会社を辞めてしまう人も大勢います。

その点、時給制のアルバイトなら働いた分の給料がもらえるため、「割に合わない」という問題からは開放されることが一番のメリットだといえるでしょう。

また、独立準備中やフリーランスで稼ぎが足りない時にも気軽に働けることもメリットの1つです。

デメリットとしては、即戦力として使えなければ始まらないため、アルバイトとはいえ意外に高いスキルを求められることです。

またアルバイトの場合、仕事の内容はデザイン提案よりオペレーション寄りになってしまうため、大きなやりがいは感じられないかもしれません。

フリーランスのグラフィックデザイナー

数年間の実務経験を積み、さまざまな業種のクライアントや幅広いメディアをこなせる実力をつけたグラフィックデザイナーは、フリーランスとして独立して働くことも可能です。

一般的には、クライアントから業務委託という形で仕事を受け、その依頼ごとに契約をし、グラフィックデザインを納品するという流れです。

自分の好きな仕事を選べ、業務量やスケジュールも管理しやすい一方、仕事を軌道に乗せるまでには時間がかかることや、一人で仕事をこなさなくてはならないため結果激務になってしまうといったデメリットもあります。

副業・在宅のグラフィックデザイナー

近年、クラウドソーシングサービスなどを利用し、副業や在宅でグラフィックデザインをする人も増えています。

グラフィックデザインのスキルがある人が副業として行うほか、家事や育児などで長時間勤められない女性や、一人前になるためにスキルを磨きたいという学生が多く働いているようです。