番組制作会社社員のやりがい・楽しさ・魅力
番組制作会社社員のやりがい・楽しさ
クリエイティブな世界
番組制作会社社員の大きなやりがいは、テレビの制作現場というクリエイティブな世界で働けることでしょう。
多くの人の心を掴むことができる高視聴率番組を送りだすため、制作者は朝から晩まで新しいアイディアを追いかけています。
「こんなテーマの番組はどう?」「こんなスタイルで撮影したら面白そう」「この出演者を抜擢しよう」と、意見の飛び交う職場は非常に刺激的です。
発想力や企画力を生かした仕事がしたい人にとっては、飽きのこない挑戦し甲斐がある舞台となることは間違いありません。
緊張感のある現場の楽しさ
テレビ番組の制作には常に緊張感がつきまといます。
ロケや収録では予定通りに撮影を進めるために気を引き締めなければいけませんし、生放送のときは絶対に失敗ができません。
現場にはピリピリした空気が漂い、全力で仕事と向き合うことになります。
このような緊張感があるぶん、無事に仕事が終わったときの喜びもひとしおです。
仲間と肩を叩き合いながら労いあう瞬間は、テレビマンにとって最高の瞬間といえるでしょう。
自分にしか生み出せない番組を
番組を制作するにあたって、制作者の知識量や物の見方、考え方、世間に伝えたいメッセージが大きな意味をもちます。
独自の視点を大切にしながら、取材や撮影、編集などの作業を積み上げていくことが大切です。
こうした姿勢を貫くことで、他の番組とは一線を画すような印象的な番組を生みだせることがあります。
人々に深い感動を与えるドキュメンタリー番組、たくさんの笑いを届けることができるバラエティ番組、日本中の心を一つにするようなスポーツ中継。
「自分でなければこの番組は作れなかった」と思える良質な番組を生みだせたとき、この仕事をしていてよかったと思えるのです。
20代で正社員への就職・転職
番組制作会社社員の魅力
第一線で長く活躍できる
テレビ局の社員の場合、「テレビ番組を作る仕事がしたい!」と思って入社したとしても、必ずしも希望が通るわけではありません。
事務職や編成職になることもありますし、キャリアを重ねるとともに番組の予算や人員管理の仕事を任されるようになることも。
人事異動が多いローカル局の場合は、一度は希望の部署に行けたとしても次の異動で担当が変わってしまうこともあります。
しかし、番組制作会社の場合は番組作りそのものに携わる仕事をしているため、基本的には制作現場で働くことができます。
「ずっとディレクターとして現場に立ち続けたい」「年齢を重ねてもカメラマンとしてロケに行きたい」という人には最適な職場です。
番組制作会社は、クリエイティブな現場に最も近い場所といってもよいでしょう。
仕事の幅は無限大
テレビ局で働くディレクターやカメラマンの場合、自社の番組以外を制作することはできません。
テレビ朝日の社員はフジテレビの番組を作ることはできませんし、もちろん逆も同じです。
しかし、番組制作会社の場合は、さまざまな放送局の依頼を受けて番組制作に携わることができます。
企業によっては、NHKのドキュメンタリー番組から民放のバラエティ番組、BSの旅番組まで幅広く手掛けていることも多いのです。
このように放送局の垣根を越えて仕事ができるのが、番組制作会社で働く大きなメリットといえるでしょう。
「複数のテレビ局で仕事がしたい」「ジャンルにとらわれずにさまざまな番組が作りたい」。
そんな思いがある人にとって、番組制作会社は夢を実現できる魅力的な職場だといわれています。