寿司職人のやりがい

修行を続ければ面白くなる

修行を始めたころは右も左もわからず、朝から晩までただ教えられたことをこなすだけでつまらないかもしれません。

しかし修行期間が3年、5年、10年と続くうちに魚の捌き方や煮物などができるようになり、魚の目利きなど食材の良し悪しがわかるようにもなり、カウンターデビューも果たすなど腕もついてくると、どんどんおもしろくなるでしょう。

とくにカウンターでの仕事は客と対面して自分の握りをプレゼンテーションするようなもの。

心をこめて握った寿司を客がおいしそうに食べてもらえたり、ときにはコミュニケーションをとったりすることが、さらなるやりがいに繋がります。

その分、店の顔となるわけですから粗相のないように仕事をしなければなりませんが、ほどよい緊張感が味わえるのもカウンターの醍醐味です。

店によっては和食を覚えることも

寿司店のメニューは握りだけではありません。

酒の肴になるような和食の一品料理もたくさん登場するので、修行する店によっては和食の基本を覚えられる機会もあります。

握りの技術を体得しながら和食も勉強できると、転職先や独立した際に仕事のバリエーションが広がり、より多くのメニューを手がけることができるでしょう。

とくに海外の寿司店は寿司と和食が合体したような業態もあり、転職の条件として和食の腕が必須条件の場合もあります。

海外での活躍を視野に入れている人は、和食も覚えられる店での修行がおすすめです。

また、カウンターが中心の高級店は、接待やなどで利用されることもあり、寿司職人の腕や会話のセンスが接待の成功を左右すると言っても過言ではありません。

そんななかで、客に気持ちよく食べてもらえる会話や空気を読むセンスを養うことができれば、独立後もスムーズに営業することができるでしょう。