寿司職人の就職・求人募集状況

求人自体は少なくない

求人サイトなどを見ても、寿司職人の求人自体は決して少なくはありません。

それはなぜかというと、労働条件があまりよくないこともあり、人の入れ替わりが激しい傾向にあるからです。

また逆に雇う側からいうと、合格ラインに達している応募者が少ないともいえます。

つまり、免許や資格が要らないという理由から寿司職人を名乗るのは自由ですが、本物の職人と呼べる寿司職人は数少ないということもいえます。

腕を磨き良い待遇のお店で働く

このことからわかるのは、ほかの職人の世界と同じく寿司職人の世界も、ごまかしやはったりのきかない真の実力勝負の世界だということです。

一流の腕を持つ人は、良い待遇で働くことができますが、そうでない人は、かなり厳しい労働環境となります。

これは一見厳しいようですが、考えようによっては公平です。たとえ薄給からスタートしたとしても、努力を捨てない人にはチャンスは必ずめぐってきます。

そのときを信じて自分の腕を磨き続ける人にとっては、求人の母数自体の多さは大いに頼もしく思っていいところではないでしょうか。

いざとなれば海外に飛翔して一旗揚げるという夢も持てます。すべては自分の技術と人間性次第です。

労働条件について

寿司職人の世界に限らず、一般的に小売業界や飲食業界の労働条件は決していいとはいえません。

物事を合理的に公平に考えれば不満も出るかもしれませんが、好きな仕事に就けたのだからと、駆け出しのころは、そこはある程度割り切って考えるべきです。

文字どおり食いっぱぐれの心配はない仕事ですので、その点は安心です。

まとめますと、食べていくだけなら求人に不足はないが、待遇の良さを求めるのは本人次第でピンからキリまでというところでしょうか。

すべては自分の努力次第であるということです。

寿司店にはさまざまな業態がある

一言で寿司職人とは言っても、回転寿司や出前専門の寿司、地域密着型の出前中心の寿司店に、繁華街のカウンター中心の寿司店と業態はさまざまです。

そんな業態のなかで自分がどんな職人になりたいか、ということをまず考えてみましょう。

回転寿司や出前専門の寿司は大手のチェーン店が展開しているので、経営が安定しており、効率よく高い給料を得ることができます。

高度な接客技術も要求されないため、働きやすい職場といえるでしょう。しかし中には寿司ロボットが握る企業もあるため、職人としての求人があるかを確認する必要があります。

一方、地域密着型の寿司店やカウンター中心の高級寿司店は先述のチェーン店とは真逆で厳しい修行が10年以上続きます。

「心から寿司職人になってよかったと思えるのは人生後半になってから」と言われるほど過酷な現場です。

しかし将来自分の店を持ちたいと考えているなら、出前中心の店やカウンター中心の独立店舗での経験が必要不可欠です。

なぜなら、よい魚を選ぶ目利きのテクニックや、高い接客技術を学ぶことが独立後の成功を左右するからです。

自分の将来の道を考えて、就職先を探すようにしましょう。