理容師の資格・理容師国家試験

理容師に必要な資格について

理容師になるには、「理容師国家試験」を受験し国家資格を取得する必要があります。

理容師は国家資格を前提とした職業です。この理容師のための国家資格試験は、厚生労働省が指定した試験機関である財団法人理容師美容師試験研修センターによって実施されています。

試験はこのセンターが定めた受験場所(養成施設等)において、学科と実技の試験がそれぞれ行われます。

学科(筆記試験)は毎年3月と9月の2回実施され、実技は1月と8月の2回行われます。学科(筆記試験課題)は、実技にくらべて合格ラインが高く、1課目でも0点があると不合格になります。

日ごろからコツコツとした積み重ねで、基礎固めをしておく必要があります。実技試験課題は「第1課題」「第2課題」「理美容を行う場合の衛生上の取扱」の3つの課題があり、すべての課題において合格点数を満たした場合のみ合格となります。それぞれの課題の合格ラインをクリアできるよう、バランスのとれた技術習得をめざしましょう。

理容師国家試験 受験者数

2月実施

2月実施の理容師国家試験受験者数は、やや増加の傾向にありましたが、平成27年度2月実施試験の受験者数はここ10年で最も少ない1,253人となっています。
【2月実施】理容師国家試験受験者数_27

8月実施

8月実施の理容師国家試験の受験者数は、減少の傾向にあります。平成27年度8月実施試験の受験者数は862人となっています。
【8月実施】理容師国家試験受験者数_27

理容師国家試験 合格率

2月実施

2月実施の理容師国家試験合格率は、65%から80%前後を推移しています。平成27年度2月の合格率は75.1%となりました。
【2月実施】理容師国家試験合格率_27

8月実施

8月実施の理容師国家試験合格率は、50~60%付近を推移しています。平成27年度8月実施試験の合格率は前年に比べて大きく上昇し61.0%となっています。
【8月実施】理容師国家試験合格率_27

平成27年度 理容師国家試験の概要

試験日 ・実技試験:平成27年8月1日(金)から
・筆記試験:平成27年9月6日(日)
※試験は2月と8月の年2回実施。
試験地 “<実技試験>
35都道府県で実施(栃木県、山梨県、長野県、岐阜県、滋賀県、和歌山県、鳥取県、徳島県、長崎県、大分県、沖縄を除く各都道府県)
<筆記試験>
北海道、岩手県、宮城県、埼玉県、東京都、神奈川県、石川県、愛知県、大阪府、兵庫県、広島県、愛媛県、福岡県、鹿児島県、沖縄県”
受験資格 理容師・美容師養成施設で、次の課程を修了した人
《平成10年4月1日以降に入学した人》
・昼間課程:2年以上
・夜間課程:2年以上
・通信課程:3年以上
理容師・美容師養成施設で、次の課程を修了した後、1年以上の実地習練を経た人
《平成10年3月31日以前に入学した人》
・昼間課程 1年以上
・夜間課程 1年4ヵ月以上
・通信課程 2年以上

<試験の免除>
・「実技試験及び筆記試験」の両方を受験した人のうち、筆記試験のみに合格した人は、その申請により、次回の試験に限り、筆記試験の受験を免除
・「実技試験及び筆記試験」の両方を受験した人のうち、実技試験のみに合格した人は、その申請により、次回の試験に限り、実技試験の受験を免除

試験内容

実技試験

1.理容の基礎的技術
(1)カッティング
(2)シェービング及び顔面処置
(3)整髪
2.衛生上の取り扱い
用具類の衛生状態及び衛生上の取り扱い

筆記試験

関係法規・制度、衛生管理(公衆衛生・環境衛生、感染症、衛生管理技術)、理容保健(人体の構造及び機能、皮膚科学)、理容の物理・化学、理容理論”

合格基準 1 筆記試験の合格基準
次の両方の条件を満たしている場合を合格とする。
(1)50問中60%以上の正答率であること
(2)関係法規・制度、公衆衛生・環境衛生、感染症、衛生管理技術、人体の構造及び機能、皮膚科学、理容の物理・化学、理容理論の何れの課目においても無得点がないこと
2 実技試験の合格基準
次の両方の条件を満たしている場合を合格とする。
(1)衛生上の取扱試験
  減点が30点以下であること
(2)基礎的技術試験
  減点が40点以下であること
合格率 52.4%(平成26年度8月)、76.6%(平成26年度2月)
合格発表 平成26年9月30日(火)
受験料 ・実技試験及び筆記試験(両方)受験 25,000円
・実技試験(のみ)受験 12,500円
・筆記試験(のみ)受験 12,500円
詳細情報 財団法人 理容師美容師試験研修センター