【2022年版】理容師の年収・給料はどれくらい? 初任給やボーナス、統計データも解説

理容師の平均年収・給料の統計データ

理容師の平均年収・月収・ボーナス

理容師としての給料は、個々の勤務年数や技術レベル、雇用形態、またお店の評価基準などにより異なります。

高い技術を持つベテラン理容師と、入店したばかりで経験が浅い理容師では、給料に大きな違いが出ることも珍しくありません。

また、アシスタント時代は「見習い」という立場になるため、月給で15万円程度になることもあります。

賃金構造基本統計調査

理容師の平均年収_2021

厚生労働省の令和3年度賃金構造基本統計調査によると、美容師および理容師の平均年収は31.7歳で約324万円となっています。

・平均年齢: 31.7歳
・勤続年数: 7.1年
・労働時間/月: 172時間/月
・超過労働: 3時間/月
・月額給与: 265,000円
・年間賞与: 60,700円
・平均年収: 3,240,700円

出典:厚生労働省「令和3年度 賃金構造基本統計調査」
理容師の平均年収の推移_2021

※平均年収は、きまって支給する現金給与額×12ヶ月+年間賞与その他特別給与額にて計算。
※本統計はサンプル数が少ないため、必ずしも実態を反映しているとは限りません。

求人サービス各社の統計データ

職業・出典 平均年収 年収詳細
理容師
(転職ステーション)
260万円 -
理容師
(給料バンク)
298万円~389万円 20代の給料:18万円
30代の給料:20万円
40代の給料:26万円
初任給:15~万円
理容師
(Indeed)
3,497,622円 時給 1765円
日給 9,544円
月給 247,637円

上記のデータから、理容師の平均年収は260万円~380万円程度ということがわかります。

理容師の手取りの平均月収・年収・ボーナスは

各社の統計データをもとに算出すると、理容師の平均年収は300万円前後となるでしょう。

厚生労働省の統計調査より、ボーナスが年間でおよそ6万円となっていることから、月額総支給額は24~25支給されていると考えられます。

東京都で勤務する理容師で、独身の人の場合、交通費などを除外して考えると月の手取り額は20万円ほどになると見込まれます。

現在、日本人全体の平均年収が約420万円と言われていることから考えると、一般的な職業よりも給与水準は低めといえるでしょう。

理容師の初任給はどれくらい?

アシスタント時代は「見習い」という立場になるため、月給で15万円程度になることも珍しくはありません。

自分自身のスキルを磨き、努力を重ねることによって周囲から評価を得られ、徐々に給料もアップしていくでしょう。

理容師の勤務先の規模別の年収(令和3年度)

理容師の年収は、勤務先の事業所の規模が1,000人以上である場合、若干高くなる傾向にあるようです。

10〜99人規模に勤める理容師の平均年収は323万円、100〜999人規模は328万円、1000人以上規模は330万円、10人以上規模平均は324万円となっています。

理容師の年収(規模別)_r3

上記グラフの基タイトルは「理容・美容師」で美容師など他職業を含むデータです。

理容師の勤務先の年齢別の年収(令和3年度)

理容師の年齢別の年収は、あまり年収の上昇が見られません。

全年代の平均年収は324万円となっています。

理容師の年収(年齢別)_r3

上記グラフの基タイトルは「理容・美容師」で美容師など他職業を含むデータです。

賃金構造基本統計調査より作成。本統計は調査の母数が少ないため、必ずしも実態を反映していない可能性があります。

理容師の福利厚生の特徴は?

理容室には、大手企業が運営する店舗から個人経営の店舗までさまざまなものがあります。

なかには福利厚生の制度が整っていない理容室もありますし、待遇面も差があるのが実情です。

就職の際にはあらかじめしっかりと調べておきましょう。

理容師の給料・年収の特徴

経験によって給料アップ

理容師はの平均年収が低めの職業とはいえ、ずっと年収が低いわけではありません。

美容師のようにアシスタント、スタイリストなどと職位が変わったり、極端に人気が出たりすることはあまりありませんが、経験によって給料は徐々にアップしていきます。

歩合制の給与体系

理容室には、固定給の職場だけでなく、歩合制の給与体系をとるところもあります。

固定給の場合、お客さまを何人施術しても給料は変わりませんが、歩合制の場合は1人を施術すればそれに応じたマージンが得られます。

大抵の場合、売上お店との折半になるため、全体の15~30パーセントが配分されるしくみです。

その比率はお店によってさまざまですが、実力で勝負をしたい人にはよい制度でしょう。

理容師の正社員以外の給料・年収

フリーランス

近年、美容師の間で人気を集めているのが「面貸し」というスタイルです。

面貸しは「ミラーレンタル」とも呼ばれ、フリーランスの美容師に美容室が場所と施術に必要な施設を提供して、その代金を得るという運営形態です。

近年は、理容師の間にもこうしたシステムが広がってきています。

好きな時間に予約を受けることが可能になるため、自分のペースで施術ができ、値段設定も自由にしやすいのがメリットです。

ただし、材料費の実費負担やセット面の使用時間で料金が発生するため、売上のすべてを手に入れられるわけではありません。

独立・開業

理容室の経営をしているオーナーの年収は、一般的な理容師よりも高い傾向にあります。

とくに他店舗展開をする場合には、年収が1000万円以上になることも珍しくありません。

理容師が収入を上げるためには?

よりよい環境に転職する

理容師が給料をアップさせるためには、よりよい環境や待遇の理容室に転職することが考えられます。

近年人気を集めているチェーン店や大規模店は、年々業績を上げており、理容師からも人気を集めています。

こうした転職により年収が上がるだけでなく、福利厚生が充実しているところに魅力を感じる人も多いです。

独立・開業する

独立して自分の店を持つことで、給料を大きくアップさせる方法もあります。

経営に成功すれば、年収が一気にアップするだけでなく、多店舗経営など活躍の幅が大きく広がります。

店舗のメニューや価格、お店の立地やコンセプトなどはすべて自分の裁量になるという反面、それによって売り上げが大きく左右されるというリスクもあります。

お店を成り立たせていくには経営の勉強も必要なため、いずれ独立・開業を目指すのであれば、理容のスキルだけではなく、経営の知識も身に付けておく必要があるでしょう。