理容師に向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介

理容師に向いている性格・適性

接客が好き

理容師に必要なのは、理容に関するテクニックだけではありません。

技術や作法については、専門学校や国家試験に対する勉強で身に付けることができるでしょう。

しかし、お客さまといかにコミュニケーションをとるか、どのように要望をヒアリングするかは、学校では教えてくれるものではありません。

理容師は接客業であるため、社会に出てから実践を重ねながら身に付けていかなくてはならないのです。

そのためにはまず「人と触れ合うのが好き」「接客業が好き」ということが大前提です。

憧れや目標のある人

理容師という仕事は、毎日お客さまの髪を切る仕事です。

多くの人と触れ合い、毎日新鮮な気持ちで仕事ができる反面、美容師ほど競争がないため、憧れや目標をしっかりと持たなくては、自分を成長させることはできません。

専門学校時代の先生や、同じ理容室で働く先輩、またはコンテストや専門学校で出会った同士など、常に「この人のようになりたい」「この人に負けたくない」という目標を持つことが大切です。

理容師になるには

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理容師に必要なスキル・能力

気配りや心づかい

理容師は髪を切ったり整えたりする間、常にお客さまのそばにいる仕事です。

そのため、お客さまに対する心づかいや気配りができる人が向いています。

たとえば、挨拶ができたとしても、その後会話が続かなかったり、ただ黙々と髪を切っていたりしていては、お客さまにも不安感を与えてしまいます。

接客や応対に定評あり、固定客を抱える理容師は、ただお客さまと理容師というコミュニケーションだけではなく、それを超えた非常に細やかな心づかいをしている人ばかりです。

相手の置かれている状況や抱いている感情を考え、お客さまの心に寄り添い、適切な態度や言葉で自分の気持ちを伝えていくことが必要です。

理容師は、こうしたコミュニケーションの能力さえあれば、年齢や性別、国籍などに関係なく活躍できる仕事です。

自分の心配り次第でお客さまを増やすこともできますし、さまざまな場所で活躍できるといえるでしょう。

丁寧な仕事ができる

理容師は、ただお客さまに対し丁寧な仕事をすればいいというわけではありません。

仕事を教えてくれる先輩や雇ってくれるオーナー、後輩がいれば後輩に対しても常に丁寧に接することが大切です。

日頃から周囲の人に丁寧な気持ちで接することができなければ、当然お客さまにも丁寧に接することはできませんし、丁寧な仕事はできません。

また、職場や扱う道具に対しても同様です。

常に職場をきれいに整え、道具も丁寧に扱い、手入れを怠らないという気持ちが大切です。

サービス業である理容師は、そしてお客さまに満足していただくために何ができるか、日頃からどのような態度で仕事に臨めばよいかを考え続ける姿勢が何よりも大事なのです。

理容師に向いていないのはどんな人?

左利きだと理容師になれないのではと考える人も多いでしょう。

理容師・美容師問わず、かつては左利きでも右手ではさみを持つように指導されることがありました。

しかし近年では、左利き用のはさみも販売されており、左利きの美容師も多くいます。

たとえ左利きだとしても、しっかりと勉強をすれば実際の現場で困ることはさほどありません。