パイロットの苦労、大変なこと

責任感の重さ

パイロットが常に頭に置いておかなければいけないのは、「多くの人の命を預かっている」ということです。それだけに責任は重く、いい加減な気持ちで仕事をするわけにはいきません。

予期せぬトラブルが発生した際には精神的に追いつめられそうにもなりますが、訓練で身につけたことを冷静に思い出し、確実に対応する必要があります。勤務時間中は緊張の連続でどうしてもストレスが溜まりやすいため、休日にはしっかりリフレッシュすることが大切です。

訓練中の苦労

また、多くの時間を占めることになる訓練も大変です。座学の勉強もあれば、多数の計器に囲まれたコックピット内で操縦方法を覚えるのも一筋縄ではいきません。

ライセンス取得はまだスタート地点で、その先にも副操縦士、そして機長になるためには5年、10年と訓練を続けながらフライトを重ねていかなければなりません。

時差と体調管理

海外へのフライトがあると、どうしても避けられないのが「時差ボケ」です。1ヵ月に複数回そのようなことがあると、身体はどうしても疲れてしまいます。

時差ボケは自然な身体の反応ですが、そのせいで勤務中にぼんやりしてしまったり体調を崩してしてしまうわけにもいかないので、フライト前後には現地時間に合うように生活リズムを調整し、健康を維持する必要があります。

また、最低でも1年に1回は航空身体検査があります。この検査で身体に問題が見つかってしまうと、パイロットとしての仕事を続けることができなくなってしまいます。

普段から体調管理には人一倍気を遣わなければならず、常にプロ意識を保っていないと続けることができないというのもこの仕事のつらいところです。