パイロットの1日・生活スタイル

  
パイロットは航空会社自衛隊・消防など勤務先によって業務スケジュールが異なります。

また、航空会社でも国内線・国際線で業務スケジュールが異なります。

この記事では、パイロットの1日・生活スタイルについて解説します。

パイロットの業務スケジュール

パイロットの働き方は、勤務先によって異なります。

航空会社で働くパイロットの場合
  • 予定している時刻通りに乗客を乗せて目的地に到着する
  • 一日を通して細かく時間を区切られたスケジュール通りに勤務をこなす

航空会社で働くパイロットの場合、予定している時刻通りに乗客を乗せて目的地に到着することが何よりも大事なことなので、一日を通して細かく時間を区切られたスケジュール通りに勤務をこなすのが一般的です。

国内線と国際線でもフライトの時間帯や長さが変わり、国際線を担当しているパイロットの場合は海外に滞在することも多くなります。

消防や自衛隊で働くパイロットの場合
  • 災害や事故のような緊急時に現場に駆け付ける
  • 勤務スケジュールは流動的になる

消防や自衛隊で働くパイロットの場合、災害や事故のような緊急時に現場に駆け付ける任務が重要です。

勤務スケジュールは流動的になるので、日頃から訓練を積んでスタンバイしておき、いざというとき瞬時に行動できるようにしておくことが求められます。

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す(PR)

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

航空会社の国内線で働くパイロットの1日

国内線乗務の日は、1日に3便程度のフライトを担当するのが一般的です。

飛行機は朝6時頃から夜22時頃まで飛んでいるため、朝一番からお昼過ぎのフライトまで乗務する日もあれば、お昼過ぎから最終便までを担当する日もあるといったように、日によって勤務スケジュールは異なります。

6:00 起床
準備をして出発時間の一時間以上前には羽田空港へ出社します。
7:30 打ち合わせ
キャビンアテンダントや運行管理者たちとフライト計画についての打ち合わせ「ブリーフィング」を行います。
8:20 機内へ
乗客よりも先に搭乗し、コックピットで燃料の確認、飛行データ入力など離陸の準備を行います。

準備が整い次第、キャビンアテンダントは入口や客室内で乗客を迎えます。

8:35 出発
すべての機器やエンジンにも問題がないことを確認して出発です。
10:00 地方空港へ到着
一つのフライトが終わると、すぐ次のフライトに向けての準備をはじめます。
10:50 出発
羽田空港に出発します
12:30 羽田空港へ到着
次のフライトの準備をして、軽く昼食をとります。
13:25 地方空港へ出発
再び次の空港に向けて出発です
14:30 地方空港へ到着
1日の終わりにも「デブリーフィング」という打ち合わせをして勤務終了。
地方空港に滞在(ステイ)する日は現地のホテルに宿泊します。
夕方前に仕事が終わった日は、翌日も朝一番でのフライトが入ることも多いです。

航空会社の国際線で働くパイロットの場合

国際線乗務でも基本的な仕事の流れは国内線と同じですが、国際線は1日1便の乗務が普通です。

韓国や中国など近距離の場合は、日帰りで往復することもあります。

また、どの路線を担当するかによって出社時間や勤務時間帯が大きく異なるのも特徴です。

夜遅くに出発する便もありますが、その場合は深夜の時間帯に仕事をするのに備えて日中は身体を休めます。

ただし、8時間を超えるフライトになれば交代要員も乗りますので、機内の休憩スペースで仮眠や休憩をとることもできます。

現地に着いてからは路線によって中1日〜2日程度のインターバルを挟み、また日本へ戻る便に乗務するパターンが一般的です。

休みの間は現地で自由に過ごせるものの、時差ボケをなおす必要もあるため、しっかりと身体を休めることも大切です。

パイロットの勤務時間・休日

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

パイロットの1日・生活スタイルのまとめ

パイロットの働き方は勤務先によって異なり、航空会社で働くパイロットの場合、一日を通してスケジュール通りに勤務をこなします。

また、消防や自衛隊で働くパイロットの場合は、勤務スケジュールは流動的になります。

航空会社の国内線乗務の日は、1日に3便程度を担当するのが一般的で、国際線は1日1便の乗務が普通です。

1日の終わりにも「デブリーフィング」という打ち合わせをして、地方空港に滞在(ステイ)する日は現地のホテルに宿泊します。

また、国際線ではどの路線を担当するかによって出社や勤務時間帯が大きく異なるのも特徴です。

韓国や中国など近距離の場合は、日帰りで往復することもあり、8時間を超えるフライトになると路線によって中1日〜2日程度のインターバルを挟み、また日本へ戻る便に乗務するパターンが一般的です。