「セールスドライバー」とは

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トラックに乗り、宅配便などの荷物の配達や集配、料金回収、営業などを行う。

セールスドライバーは、宅配便などの荷物の配達、集配、料金回収、営業などを行う仕事です。

おもに運送会社に勤務し、2トントラックや4トントラックなどを運転して、荷物を会社や個人宅へ届けることがおもな役目となります。

学歴はあまり問われず、入社時点ではたいてい普通運転免許が必要とされますが、未経験からでもスタートしやすい仕事です。

ただし、企業によっては20代半ば~30歳未満くらいの年齢制限を設けていることもあります。

平均年収は300万円~400万円程度とされていますが、歩合給を取り入れている職場では、より多くの荷物を運んだり、営業成績を上げたりすることで、より多くの収入を得ることができます。

ネット通販が普及してたことによって、宅配業者はさらに忙しさを増していると同時に、競争が激化しているようです。

こうしたなか、ただ運転技術を持つだけではなく、お客さまのニーズを上手に引き出すことのできる高いコミュニケーション能力がある人が求められる傾向が強まっています。

「セールスドライバー」の仕事紹介

セールスドライバーの仕事内容

宅配便などの荷物の配達や集配

セールスドライバーは、宅配便などの荷物の配達、集配、料金回収、営業などを行う仕事です。

おもに運送会社に勤務し、2トントラックや4トントラックなどを運転して、荷物を会社や個人宅へ届けることが仕事となります。

配達以外にも、荷物をお客さまから預かる集荷業務、荷物を集荷している企業から代金を集める料金回収業務、また他社で取り扱っている荷物を自社で扱ってもらうように提案する営業など、さまざまな仕事を担当します。

ネット通販が普及したことによって、宅配業者は忙しくきつい毎日を送ると同時に、企業間の競争が激化しています。

運転技術を持つだけではなく、お客さまのニーズを上手に引き出すことのできる高いコミュニケーション能力がある人が求められる傾向が強まっています。

セールスドライバーの就職先・活躍の場

運送会社は地域密着型の仕事

セールスドライバーの代表的な活躍の場は、運送会社です。

物流ビジネスには欠かせない存在であり、各運送会社には多くのセールスドライバーが在籍しています。

セールスドライバーは、基本的に所属先の営業所などで限られたエリアの配達業務等に携わるため、地域密着型の仕事でもあります。

「荷主」と「受け取り手」の双方と顔を合わせる仕事で、お客さまと直に接する機会が多いため、現場でお客さまの要望を拾い上げて自社に持ち帰ることも重要な役目のひとつです。

セールスドライバーの1日

朝から夜まで配送を繰り返す

勤務先や業務量によっても少しずつ異なりますが、ここでは運送会社に所属するセールスドライバーの代表的な1日の仕事の流れを紹介していきます。

6:30 出社
出社するとすぐ、営業所に到着した荷物をトラックへ積み込みます。

8:00 配達へ
トラックで配達へ出発します。

12:30 営業所へ
午前中の配達が終わると、一度営業所へ戻ります。
午後便の荷物が到着していたら、それをトラックに積み込みます。

13:00 休憩

14:30 集荷業務
すでに取引のある企業や取次店、また個人のお客さまからの依頼を受けて集荷に出向きます。

16:00 営業活動
新規取引につなげるための営業活動を行うことも大事な仕事の一部です。
ノルマはありませんが、社内の目標値を達成するために努力します。

17:00 再配達がたくさん
夕方以降は、再配達依頼の数が増えるため、随時対応します。

19:00 営業所へ戻る
帰社したら集荷した荷物を降ろし、夜間スタッフに引継ぎなどを行います。

21:00 帰宅

セールスドライバーになるには

免許を所持すればだれでもなれる

セールスドライバーの大半は、宅配便などを届ける運送会社で働いています。

運送会社は、誰もが知る大手企業から、地域に特化した中小規模の企業までさまざまありますが、いずれの場合でもこの仕事で学歴や資格が問われることはあまり多くありません。

運転免許と熱意さえあれば、基本的には誰でもセールスドライバーを目指すことが可能だといえるでしょう。

ただし、企業によっては年齢制限を設けていることもあります。

体力を要する仕事であることなどからも、とくに未経験の場合は若い人のほうが歓迎されやすいようです。

セールスドライバーの学校・学費

学歴はあまり問われない

セールスドライバーは、学歴を問われることはほとんどありません。

ただし、年齢が低く免許取得後すぐという場合や、運転にあまり慣れていない場合は正社員になることを前提とした契約社員としてのスタートとなっている場合もあります。

セールスドライバーは、第一に「事故を起こさないこと」が重視される仕事であるため、その点にも気を付けて働く必要があるからです。

その場合、定期的に社内での昇格試験が行われ、勤務態度や営業成績などと併せて正社員になれるかどうかが決まるようです。

セールスドライバーの資格・試験の難易度

運転免許は必須

セールスドライバーとして実際に業務に携わるには、いくつかの条件があります。

まずは、運転免許が必要となることです。この仕事ではトラックを運転して荷物の配送や集荷を行うため、運転免許は必須です。

しかし、入社時点では普通運転免許さえ持っていれば問題ありません。

なお、普通運転免許に関しては、企業によってはAT限定が「不可」とされている場合もあるため、注意が必要です。

また、取得から1年以上経っていることを条件とする企業が多いようです。

セールスドライバーの給料・年収

歩合制を導入している場合も

セールスドライバーの平均年収は、300万円から400万円程度とされています。

体力を要する仕事であり、若い人が比較的多く活躍していることから平均年収はやや低めとなっているようですが、それでも運転や配送に関わる仕事のなかでは高収入が得やすい仕事であるようです。

また、大都市圏のほうが業務量も多くなりがちであることから、基本給は高めとなっています。

セールスドライバーの給与体系は企業によって異なりますが、「基本給+インセンティブ(歩合給)」となっていることも多く、仕事をこなせばこなすほど給料もアップするというところもあります。

セールスドライバーのやりがい、楽しさ

お客さまからの笑顔と感謝

セールスドライバーは、配達や集荷の業務をするなかで、日々さまざまなお客さまと直接顔を合わせる機会がたくさんあります。

どんなに大変な時であっても、お客様から「ありがとう」「ご苦労さま」と声をかけてもらうと、疲れはすっかり吹き飛んでしまうものです。

また、何度も配送をしていると得意先とは顔なじみとなり、配達が楽しみになるということも増えます。

お客さまとの触れ合いを通じて、人の役に立っている実感が味わえる瞬間こそが、この仕事の最大のやりがいであるといえるでしょう。

セールスドライバーのつらいこと、大変なこと

繁忙期は忙しく常に体力勝負

セールスドライバーの仕事の大変なことのひとつは、その日によって配達件数や集荷件数に大きな差があるということです。

とくにお中元やお歳暮などの繁忙期には、どうしても残業時間が増えてしまいがちです。

そのため、勤務時間中は集中力を高めて効率よく仕事をこなす必要があります。

またセールスドライバーは、体力勝負の仕事です。

長年働いているうちに身体を痛めてしまい、やむを得ず退職するセールスドライバーもいるようです。

セールスドライバーに向いている人・適性

一人仕事と体を動かすのが好きな人

多くの荷物を運んだり集めたりするセールスドライバーは、さまざまなトラブルに見舞われることもあります。

配送中のセールスドライバーは一人で仕事をこなさねばならないため、一人仕事が苦にならず、かつ常に冷静さを保ち、落ち着いて行動できるような人が、セールスドライバーには向いているといえます。

また、デスクでパソコンに向かいじっとしているよりは、身体を動かすことが好きな人、たくさんの人と触れ合うのが好きな人のほうが向いている仕事だといえます。

セールスドライバー志望動機・目指すきっかけ

セールスドライバーとしての目標

セールスドライバーを目指す人の多くは、運転することが好きであり、物流や配送の仕事に興味があるという思いを少なからず持っているようです。

また、セールスドライバーは、地域の人の暮らしを支える社会貢献性の高い仕事のため、そうした仕事内容に魅力を感じたことを素直に表現するとよいでしょう。

「地域のお客さまの役に立ちたい」「物流を支えたい」といった使命感を持ち、自分なりに、どんなセールスドライバーになりたいのかという目標をしっかりと考え、それを話せるようにしましょう。

セールスドライバーの雇用形態・働き方

企業によって大きな差がある

セールスドライバーの就職を考える際には、各社の給与や待遇、勤務条件などを念入りに確認しておくほうがよいでしょう。

セールスドライバーは、企業や所属先によって雇用形態などにだいぶ差があるといわれています。

はじめから正社員として雇用される職場もあれば、契約社員からスタートして勤務成績などに応じて正社員になるという職場もあります。

勤務体系や休日の取り方なども勤務先によって異なるため、事前にしっかりとチェックしておくことをオススメします。

セールスドライバーの勤務時間・休日・生活

労働環境に改善の兆しも

セールスドライバーは年中無休の仕事であるため、ゴールデンウィーク・お盆・年末年始などの世間が長期休暇をとる時期にも働かなくてはならないところは、この仕事の大変な点だといえるでしょう。

また、日や時期によって業務量に差が出やすいのも特徴です

お中元やお歳暮の時期は荷物の数が莫大で、どうしても残業時間や休日出勤が増える傾向にあります。

ただし、近年セールスドライバーの残業がニュースなどで取り上げられることもあり、少しずつ労働環境は改善の兆しがあるようです。

セールスドライバーの求人・就職状況・需要

離職率は高めだが求人も多い

現代社会において、もはや宅配システムはなくてはならないものとなっています。

しかし、こうした産業が成長し続ける一方で、セールスドライバーは人手不足といわれています。

体力が必要であったり、長時間労働になったりすることもあり、決して楽な仕事ではないため、離職率がほかの職種よりも高めになっているようで、年間を通じて求人も多数出されています。

見方を変えれば、この仕事への就職を目指している人にとっては大きなチャンスがあるといえるでしょう。

セールスドライバーの転職状況・未経験採用

未経験でも採用されやすい

セールスドライバーは、なるために特別な知識が求められる仕事ではありません。

学歴は「高卒以上」を条件としている企業が多く、資格に関しても、普通免許さえ持っていれば就職できるため、ハードルはさほど高くないといえます。

ただし、就職については長期的なキャリア形成を目的とすることなどから、若い人を積極的に採用したいと考えている企業が多いようです。

大抵の場合30代までは問題なく就職できますが、場合によっては20代であることを条件としていることもあるため注意が必要です。

セールスドライバーの現状と将来性・今後の見通し

競争が激化し人手不足が深刻

ネット通販が普及したことによって、宅配業者はさらに忙しさを増していると同時に、競争が激化しているようです。

そのため激務となり離職率も高く、人手不足に陥っている企業も少なくありません。

近年は人員を確保するために、女性やアジア諸国からの人材などの新しい労働力の採用や、労働環境の改善に積極的に乗り出しています。

物流業界でもIT化が急速に進んでおり、効率的に作業が進められるように変化していますが、「人から人へ」荷物を届けるセールスドライバーは、今後も需要が大きな仕事であることは間違いありません。