有名な音楽家

国内外で活躍する音楽家たち

日本人音楽家でも、世界を股にかけて活躍する人は多く存在します。指揮者でいえば小沢征爾さん、その弟子でもある佐渡裕さんは海外オーケストラの偉大な指揮者として絶賛されていますし、女性指揮者の西本智実さんも現在、ヨーロッパやアメリカなど数多くの国で指揮をとっています。

器楽奏者であれば、ピアノでは幼少期から天才と言われ、著名なコンクールで幾度もの入賞経験のある中村紘子さん、ショパン国際コンクールで19歳の時に日本人最年少入賞を果たした横山幸雄さんなどがいます。

また、ヴァイオリンでは五嶋みどりさん、庄司紗矢香の他、多くの日本人が海外で活躍中です。

世界的な音楽コンクールはいくつも存在しますが、10代の若手音楽家たちもそれらに続々と入賞を果たしています。日本人音楽家も、世界の音楽家たちの中で引けをとらない存在であると言えるでしょう。

独学で成功した音楽家

先に挙げたような一流音楽家のほとんどは、有名な音大を出ていたり海外へ音楽留学をしていたりする経歴を持つ人がほとんどですが、中には独学で音楽家として名を馳せた人もいます。

その一例が、現代音楽の作曲家・武満徹さんです。武満さんは音大などには通わず、ほぼ独学で作曲活動を始め、次第にその実力が世に認められるようになりました。

国内はもとより、海外からも「20世紀を代表する作曲家の一人」と称され、1996年に亡くなった後も、彼の曲は国内外のコンサートで演奏され続けています。

古典に比べてとっつきにくいとされる現代音楽を世に広め、その魅力を伝えたその功績は、今後も歴史に残るものとなるでしょう。