音楽家の有名な人・人気のブログ・インスタ【2020年版】

音楽家として有名になるには

有名な音楽家として活躍する日本人の多くは、音楽大学で知識や技能を習得し、有名なコンクールでの入賞も手助けとなっているようです。

もちろん独学で有名になった人もいますが、いずれにしても音楽への情熱やセンス、技術を磨き続ける地道な努力が求められます。

また、音楽へのより深い理解を得るために、語学力も身につけておくとよいでしょう。

将来音楽家を目指すみなさんに向けて、有名な音楽家やブログ、インスタを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

音楽家の有名な人

日本の音楽家で世界を股にかけて活躍する人は多く存在します。

指揮者や楽器演奏者、声楽家など、音楽界で有名な音楽家たちを6人紹介します。

どのような経緯を経て音楽家になったのか、活動内容や実績などもみていきましょう。

小沢 征爾(おざわ せいじ)

1935年生まれの小沢征爾さんは、世界的な指揮者として有名な音楽家です。

兄から教わったアコーディオンとピアノの才能を家族に見いだされ、幼いころからピアノを習い始めます。

桐朋学園短期大学(現:桐朋学園大学音楽学部)で齋藤秀雄氏から指揮を学びました。

卒業後は齋藤氏の紹介で、群馬交響楽団の指揮者を担当し、パリ滞在中の1959年には、第9回ブザンソン国際指揮者コンクールで第1位を獲得しています。

1961年、ニューヨーク・フィルハーモニック副指揮者に就任、2002年にはウィーン国立歌劇場の音楽監督に就任するなど、世界的に実力が認められました。

小澤国際室内楽アカデミー奥志賀や小澤征爾音楽塾など、複数の教育の場を立ち上げ、若き音楽家の教育活動にも情熱を注いでいます。

<主な実績>
・1973年:ボストン交響楽団 第13代音楽監督に就任
・2002年:ウィーン国立歌劇場 音楽監督に就任
・2016年:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団名誉団員の称号を授与 ほか多数

佐渡 裕(さど ゆたか)

1961年生まれの佐渡裕さんは、シエナ・ウインド・オーケストラおよびウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団首席指揮者として活躍する有名な音楽家です。

京都市立芸術大学在学中から指揮活動を開始し、故レナード・バーンスタイン氏、小澤征爾氏らに師事しました。

両氏の協力によりオーストリアのウィーンに渡り、バーンスタイン氏のアシスタントを経て、1989年のブザンソン国際指揮者コンクール優勝で指揮者としてプロデビュー。

国内でも財団法人兵庫県芸術文化協会の芸術監督に就任するほか、若手音楽家の育成にも注力しています。

<主な実績>
・1990-1997年:パシフィック・ミュージック・フェスティバルのレジデント指揮者
・1992年:フランス国立ボルドー・アキテーヌ管弦楽団第一客演指揮者
・1995年:レナード・バーンスタイン・エルサレム国際指揮者コンクール優勝 ほか多数

葉加瀬 太郎(はかせ たろう)

1968年生まれの葉加瀬太郎さんは、ヴァイオリニストとして活躍する有名な音楽家です。

4歳ごろからヴァイオリンを習い始め、中学2年生で西日本コンクール2位を獲得しました。

1990年、東京芸術大学在学中に結成した「KRYZLER & KOMPANY(クライズラー&カンパニー)」のヴァイオリニストとしてデビュー。

1996年に解散・ソロデビュー後、セリーヌ・ディオンさんとのワールドツアー共演で世界的存在となりました。

2002年には、自身が音楽総監督を務めるレーベル「HATS(ハッツ)」を設立。

ヴァイオリニストの高嶋ちさ子氏や現代二胡のパイオニア的存在のウェイウェイ・ウー氏らが所属しています。

2020年1月からオンライン型のヴァイオリン・スクール「葉加瀬アカデミー」を開校し、校長としても活躍中です。

<主な実績>
・2004年:中島美嘉の楽曲「朧月夜~祈り」プロデュース
・2014年:情熱大陸/毎日放送のテーマ曲「情熱大陸」演奏
・2020年3月4日:「The Symphonic Sessions」発売 ほか多数

林 美智子(はやし みちこ)

林美智子さんは、日本オペラ界で活躍中の有名なメゾ・ソプラノ歌手です。

東京音楽大学を卒業し、桐朋学園大学研究科、新国立劇場オペラ研修所を修了しています。

文化庁派遣芸術家在外研修員としてミュンヘンに留学し、声楽コンクールや音楽賞を受賞しました。

オペラ・デビューしたのは、2002年に新国立劇場で開催された「ヘンゼルとグレーテル」のヘンゼルです。

2013年には佐渡裕氏が指揮をとる「セヴィリアの理髪師」ロジーナに挑み、抜群の歌唱力で存在感を示しました。

2020年も数多くのコンサートを予定しており、若手の声楽家として注目されています。

<主な実績>
・2003年:国際ミトロプーロス声楽コンクール2003最高位入賞
・2003年度:第5回ホテルオークラ音楽賞受賞
・大阪音楽大学・大阪音楽大学短期大学部 声楽 特任准教授 ほか多数

中村 紘子(なかむら ひろこ)

1944年生まれの中村紘子さんは、世界的に有名なピアニストです。

3歳で井口愛子氏に師事し、10歳からはレオニード・コハンスキー氏に学び、小中学生時代からコンクール受賞を重ねたことから、天才ピアニストと称されていました。

1960年、NHK交響楽団初の世界一周公演のソリストとしてデビュー。

1965年、ポーランドの音楽教師ズビグニェフ・ジェヴィエツキに師事し、ショパン国際ピアノコンクールで第4位入賞および最年少者賞を受賞しました。

20世紀最高の音楽批評家の一人とされるハロルド・ショーンバーグからも、「絢爛たる技巧」と「溢れる情感」そして特に「ロマンティックな音楽への親和力」を持つと評されています。

2016年に亡くなるまで、国内外3,800回以上の演奏会を行い、コンクールの審査員や若手ピアニストの養成、ボランティア活動にも大きな功績を残しました。

<主な実績>
・1954年:全日本学生音楽コンクールピアノ部門小学生の部で全国第1位入賞
・2009年度:第47回レコード・アカデミー賞(特別部門 企画・制作)受賞
・2008年:紫綬褒章受章 ほか多数

武満 徹(たけみつ とおる)

1930年生まれの武満徹さんは、世界的に有名な現代音楽の作曲家です。

これまでに紹介した有名な音楽家は、音楽大学で学び音楽留学の経歴を持つ人がほとんどですが、武満徹さんはほぼ独学で作曲活動を始めました。

日本人作曲家として初めて、1964年の東京オリンピック芸術展示公演の作品「テクスチュアズ」で、ユネスコ国際作曲家会議でグランプリを受賞。

1996年に亡くなったあとも「20世紀を代表する作曲家の一人」と称賛され、彼の曲は国内外のコンサートで演奏され続けています。

古典に比べてとっつきにくいとされる現代音楽を世に広めた功績は、今後も歴史に残るものとなるでしょう。

<主な実績>
・1957年:弦楽のためのレクイエム
・1985年:芸術文化勲章受章/フランス
・1996年:グレン・グールド賞受賞/カナダ ほか多数

音楽家の人気のブログ

みなさんは、音楽家の人気のブログはチェックしていますか?

第一線で活躍する音楽家は、やはり独自の感性を持っているものです。

ブログを見ると、どのような想いで作品を生み出しているのか、どのような活動をしているのかなどを知ることができます。

ぜひ参考にしてみましょう。

米良美一オフィシャルブログ「米良美一のメラメラブログ」

米良美一さん_ブログ画像

世界的評価を受けるカンターテナー歌手、米良美一(めら よしかず)さんのブログです。

1997年上映の「もののけ姫」の主題歌を歌い、日本中の人々が口ずさむほど一斉を風靡しました。

1994年のデビューから25年を迎えた2020年、「米良美一合唱団」を設立し、次世代の人たちに音楽の知識やスキルを継承しています。

米良さんのブログでは、テレビ出演したことや作曲家の先生の自宅を訪れてのリハーサル写真などが、わかりやすく優しい口調と併せて投稿されています。

また、「音楽に秘められた癒やしの力で、少しでも苦しみや捕らわれた思いから解放されれば」と、祈りを込めてブログをしたためているそうです。

米良美一オフィシャルブログ「米良美一のメラメラブログ」

加耒徹の気ままにDiary

加耒徹一さん_ブログ画像

バリトン歌手として人気の、加耒徹(かく とおる)さんのブログです。

東京藝術大学大学院修士課程独唱科を首席で修了し、第55期二期会オペラ研修所マスタークラスを総代で修了。

現在は、バッハ・コレギウム・ジャパン声楽メンバーとして海外ツアーに参加するほか、「マタイ受難曲」「ヨハネ受難曲」などの公演で、ソリストとして出演しています。

加耒さんのブログでは、主にリハーサル風景や演奏会のお知らせなどが投稿されており、サイドバーには2020年の予定一覧が記載されています。

また、インスタのアーカイブでライブ動画配信を行っているとの告知もあるので、併せてチェックしておきましょう。

加耒徹の気ままにDiary

ソプラノ歌手♪小野 友葵子  ~vita rosea~

小野友葵子さん_ブログ画像

「身近なオペラ」を提唱するソプラノ歌手、小野友葵子(おの ゆきこ)さんのブログです。

幼少期からエレクトーンやピアノを習い、昭和音楽大学声楽科、同大学研究科を卒業しました。

第20回大阪国際音楽コンクールで「エスポアール賞」を受賞し、情感豊かな表現と品のあるステージが堪能できると人気です。

錦戸部屋の女将でもある小野さんのブログには、親方の写真や番付表などもときおり登場します。

出演するコンサートのお知らせや、メディア出演の様子、オペラを観た感想などが投稿されているので、活動内容だけでなく参考になる情報も数多くあります。

愛犬たちの愛らしい写真もたくさん投稿され、小野さんの人柄や生活ぶりを知ることができるブログです。

ソプラノ歌手♪小野 友葵子  ~vita rosea~

音楽家のインスタ

インスタには写真だけでなく動画もアップできるので、音楽も発信することができます。

音楽家として活動している人は、インスタではどのような情報を発信しているのでしょうか。

気になる音楽家が見つかったら、ぜひフォローして感性磨きに役立てましょう。

武村 八重子(たけむら やえこ)

ピアニスト&作曲家として活躍する、武村八重子さんのインスタです。

国立音楽大学ピアノ科を卒業し、日本大学芸術学部大学院博士課程を修了しています。

大学院修了後は、音楽の都といわれるオーストリア・ウィーンに拠点を置いて演奏活動を開始しました。

2005年の第21回ショパン国際フェスティバルにて、世界の6人のソリストに選ばれています。

インスタには、武村さんのコンサートのお知らせや感想、来年迎える10周年記念のことなどが投稿されています。

ときには、メイクや髪型のことにも触れ、女性音楽家ならではの情報も。

ほかにも、武村さんがプロデュースする若手演奏家ユニット「MUTIA(ミューティア)」の迫力ある演奏が動画で投稿されているので、作曲や音楽プロデュースに興味がある人は必見です。

長谷川 琴美(はせがわ ことみ)

9人からなる「MUTIA」のメンバーのひとりでもあり、ピアニストやピアノ講師として活躍する、長谷川琴美さんのインスタです。

数々のピアノコンクール受賞歴だけでなく、ミス・ワールド・ジャパンファイナリストタレント賞を受賞しています。

武蔵野音楽大学院を卒業後は、演奏活動をはじめ、生徒をコンクールなどに輩出したり、宝塚受験者への音楽指導をしたりと、多面的に才能を発揮。

長谷川さんのインスタには、「MUTIA」のPV公開のお知らせとともに演奏動画も投稿されていて、音楽家としての情熱を感じ取ることができます。

「夢のピアノを作る」とも例えられるニューヨークのスタインウェイ社を訪問した際には、特別にピアノを弾かせてもらったそうです。

ニューヨーク滞在中には老舗のジャズクラブ「Blue Note」を訪れ、パフォーマンスの素晴らしさに感動したとのこと。

さらなる上を求めるプロとして、常に感性を磨き続けていることがわかるインスタです。

野々村 彩乃(ののむら あやの)

ソプラノ歌手としてクラッシックからドラマ挿入歌、ゲーム音楽などを手がけるソプラノ歌手、野々村彩乃さんのインスタです。

小学生から合唱隊に入隊し、高校3年生のときには第82回選抜高校野球大会の開会式で国歌独唱を披露したことでも有名。

大阪音楽大学1年生で、ベートーベン作曲「第九」のソプラノソリストを務めるほか、数々のコンクールで受賞しています。

野々村さんのインスタには、コンサートのお知らせやコンサートの合間に撮影したドレス姿の写真などが投稿されており、華やかな雰囲気を味わえます。

透明感のある美しいソプラノで歌う写真は数多くあるものの、インスタには動画投稿はされていません。

YouTubeのほうで歌声を公開しているので、併せてチェックしておきましょう。

ここまで、有名な音楽家たちを12人紹介してきました。

音楽家の人柄はそのまま声や音として表現され、人々の心を勇気づけたり癒やしたりします。

将来音楽家を目指すみなさんも、知識や技能を習得すると同時に、表現力や人間力を磨いておきましょう。