音楽家のつらいこと・大変なこと・苦労

音楽家のつらいこと・大変なこと

練習続きの毎日

音楽家として活動し、成功をおさめるためには厳しい練習の日々を過ごさなければなりません。

音楽に関する技術やセンスは一朝一夕で身につくわけではなく、日々の練習によって少しずつ培っていくことになるのです。

練習を疎ましく思ったり、自身の実力に満足してしまったら、音楽家としてそれ以上の成長は見込めないでしょう。

ライバルに負けることへのプレッシャー

なぜ日々の練習がそこまで重要かといえば、音楽家には「ライバル」が多いからです。

数多くのライバルとの競争に勝てなければ、音楽家として名前を広め、成功することは難しいでしょう。

少しでも練習を怠るようなことがあれば、あっという間にライバルとの差がついてしまいます。

「1日練習を休めば3日分の遅れになる」という話もあるように、少しのおごりや油断が音楽家としての成功の道に陰を落とすことになるので、ライバルとの実力差には常にプレッシャーを感じなければならないのです。

人間関係も大切

音楽家は、楽団に所属する場合には仲間とのコミュニケーションが、ソロで活動する人も所属事務所の人や仕事で関わる人たちとのコミュニケーションが欠かせません。

人づきあいが苦手な人だと、音楽家としての活動にも支障をきたす可能性があるのです。

1つの仕事だけで生計を立てられないこともある

一流の音楽家ともなれば、音楽活動だけで生計を立てていくことも不可能ではありません。

楽団に所属する場合でも、有名楽団の一員として活動すれば相応の給料を得られる立場になりますが、中小の楽団に所属している人の場合は年収400万円~500万円ほどが相場となります。

音楽家として1つの活動のみで生計を立てられない人も多いので、そうした人たちは副収入を得る手段を模索する必要があります。

例えば音楽講師など音楽関連の副業で収入を得る人もいれば、音楽とは全く関係のないアルバイトで生計を立てている人もいます。

音楽家の悩み

理想通りの生活を送ることの難しさ

音楽家=好きな音楽の世界で働ける人、というイメージをお持ちの人もいますが、そのイメージ通りに音楽家として活動できている人はどれほどいるのでしょうか?

例えば音楽家は、1つの活動(楽団としての活動など)だけで生計を立てられない人も多く、そうした人は練習の日々に加えてアルバイトなど副収入を得る手段も生活に組み入れなければなりません。

音楽という優雅で美的なイメージの強い世界でも、水面下では厳しい苦労を強いられながら音楽家としての生活を続けている人は決して少なくありません。

体の各所の症状

音楽家は、体のどこかを痛めることがあります。

ある調査によると、ヴァイオリン奏者が約20人中、8割の人が肩の症状を、5割前後の人が首や腰の症状を訴えています。

また、大きな音を聞く生活が中心になるので、耳の症状を訴える音楽家も少なくありません。

どんな楽器、どんな形で音楽に関わっているかによって、特定の部位に何らかの症状を訴える可能性があるのです。

音楽家を辞める理由で多いものは?

実力不足を感じた

音楽の世界は完全な実力主義であり、実力がなければ音楽家として成功することは難しいです。

そうした実力は、例えば「コンクール」で入賞することで認められるのが一般的なイメージであり、音楽家たちは自身の実力を認めさせるために厳しい練習を重ねてコンクールに臨みます。

もちろん、コンクールに出ずに趣味のレベルで音楽活動を続けることもできますが、音楽家として生計を立てられるほどの成功をおさめたいのであれば、コンクールの存在は無視できません。

何度コンクールに参加しても入賞を逃し続ければ、実力不足を感じて音楽の世界を諦めることも珍しくないのです。

生活が苦しくなった

音楽家は、一流と呼ばれる人たちであれば単一の活動のみで生計を立てていくことは難しくありませんが、そうでない人たちはアルバイトなどで生計を維持していかなければならないケースもあります。

必然的にアルバイトの時間だけ練習に割ける時間が少なくなり、いつの間にか収入のメインとなる副業の方が生活の中心になるというケースも珍しくありません。