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ローディーとは?

ローディーは、アーティストやミュージシャンがコンサートツアーやライブを行う際に、使用する楽器や機材の手配、管理、運搬、メンテナンス、セッティングなどを行う仕事です。「ロードマネージャー」と呼ばれることもあります。楽器全般の知識やある程度の演奏技術が求められるため、音楽大学や音楽専門学校で学んで音楽制作会社や芸能プロダクションに就職する道が一般的ですが、人脈を頼りにアーティストやバンドの付き人となり、現場で経験を積んでいく人もいます。年収は300万円~400万円程度とされますが、一人前になるまでは時給850円~900円程度で働くことも珍しくありません。体力を要する仕事であるため若手の活躍が中心となっており、業界で活躍し続けるには人脈を拡げたり、マネジメントスキルを磨いたりする必要があるでしょう。

ローディーの仕事内容

ローディーはロードマネージャーとも呼ばれ、アーティストやミュージシャンがコンサートツアーやライブを行う際に、使用する楽器や機材の手配、管理、運搬、セッティングなどを行うスタッフです。

トラックの揺れや積み下ろしの際の順序を考えて楽器や機材をトラックに積み込み、積み下ろしを行い、場合によっては長時間にわたりトラックを運転することもあります。

また、コンサートの本番当日は、トラックから下ろした楽器にチューニングやメンテナンスを行い、機材とともに舞台へセット。

スタジオで行われるリハーサルや、コンサート会場で行われるゲネプロを経て本番に臨みますが、その間もローディーは、ミュージシャンやディレクターなどの指示を受けて、チューニングやメンテナンスを繰り返します。

ローディーになるには・必要な資格は?

ローディーになるには資格や学歴は必要ありませんが、さまざまな楽器のセッティング、チューニング、メンテナンスを行うためには、楽器全般の知識や演奏技術を習得しなければなりません。

そのためには、音楽大学や専門学校などで基礎知識を身に付けるか、アシスタントとして会社に採用された後に、先輩のサポートをしながら現場で学ぶ方法があります。

また、アーティストやミュージシャン、バンドに付き人のような形で採用される人もいて、その場合にはアーティストたちをサポートしたい、そばに付いて学びたいという情熱がポイントになります。

いずれにしても、楽器を運搬するために、普通運転免許は取得しておいた方がいいでしょう。

ローディーに向いている人

ローディーに必要な適性は、楽器や音楽が好きであることはもちろん、力仕事が多く数日間働きづくめのこともあるため、体力に自信があることも絶対条件だといえます。

また、コンサートの準備は常に時間との勝負なので、自分から仕事を探して積極的に、機敏に動くことを求められます。広い会場の中では声が大きく元気がなことも重要です。

さらに、アーティストたちとの信頼関係を築けなければ、継続して仕事を続けることができません。

アーティストたちは演奏家の命ともいえる楽器を預けてくれるわけですから、機敏な中にも心をこめた丁寧な楽器の扱い方が必要。

言葉遣いや礼儀作法を含め、コミュニケーションをしっかり取れる能力も大切です。

ローディーの就職状況・雇用形態

ローディーが就職する企業は、音楽制作会社、アーティストが所属するプロダクション、ライブハウスやコンサート会場などで、雇用形態は正社員は皆無に等しく、ほとんどが業務委託契約やアルバイトです。

ミュージシャンが個人的にローディーを募集するケースはよく見られますが、上記のような会社の募集は少ないため、就職状況は厳しいといえるでしょう。

求められるスキルや知識、採用に至るための難易度も会社によって異なるのが現状です。

音楽制作会社に所属する場合は、コンサートツアーやライブイベントごとの契約となり、クラシックから最先端の音楽まで、使用する楽器の種類や機材も幅広く、より広い知識が求められます。

プロダクションに所属する場合はよりアーティストとの信頼関係が求められ、ライブハウスやコンサート会場などに所属する場合は楽器や機材の運搬が主な業務になることが多いようです。

ローディーの給料・年収・待遇

ローディーの平均年収は300〜400万円といわれており、肉体的にも精神的にもハードな仕事であり、専門知識を要する割には収入が低い印象を受けます。

アルバイトの場合は、技術職とはいえ時給850円からということが多く、コンビニエンスストアのアルバイトと大差ないでしょう。

業務委託契約の場合は完全歩合制または固定給+歩合制となり、新人で月給15万円ほど、ベテランだと月給50万ほどだと見られています。

ローディー自身が持つスキルの高さや実績、さらにクライアントや担当アーティストのスケジュールなどにより、収入は大きく変動することが多いようです。

ローディーの生活・勤務時間・休日

ローディーの生活は人によってまちまちです。

ライブハウスやコンサート会場などでアルバイトをする人の場合、シフト制により勤務時間や休日を調整することができます。

出張や運転はほとんどなく、会場内の作業に徹する形になるでしょう。
音楽制作会社やアーティストが所属するプロダクションで働く人の場合は、レコーディングの日には開始時間や進み具合により、勤務時間は大きく変動します。

ライブイベントの日には会場入りと撤収時間が決められていることが多いため、大体スケジュール通りに動くことができるでしょう。

全国各地や海外で公演されるコンサートツアーの時には、アーティストとともにそれぞれの会場を回るため、数日間拘束されることも多々あります。

担当アーティストのスケジュールに合わせ、ライブやコンサートがない日に休みを取るローディーが多く、生活は不規則かつ不安定になりがちです。

ローディーの現状と将来性

音楽業界全体の市場は、音楽配信サービスの台頭を主な要因として大幅な縮小傾向にありますが、人の生活と音楽は切っても切り離せないもの。そのニーズは普遍的であるといえるでしょう。

音楽がデジタル化される一方で、コンサートやライブで生の演奏を聴くことの価値が見直され、全国各地で開催されている大規模な野外音楽フェスティバルを筆頭に、ローディーの活躍の場は一定数確保されています。

将来的にも音楽シーンになくてはならない職種だといえるでしょう。

しかし、ローディーの仕事には体力勝負の一面があるため、50代以上になっても続ける人はほとんどいません。

まったく異なる職種へ転職、または制作会社やプロダクションのマネージャー職へ転身する人が大多数です。