日本語教師の将来性

世界の中の日本語の需要

語学教育は、世界の経済や政治情勢に如実に影響を受けています。現在、英語は就職活動や、ビジネス、旅行などに有用で、世界中で英語の学習者が多いようです。最近では、中国の経済成長の発展とともに、中国語も台頭してきました。

一方で日本はというと、1980年代のバブル崩壊後、経済情勢は衰え、昨今では震災の影響などで、日本が留学先として選ばれなくなり、海外の日本語学校は縮小気味です。

しかし、中国やインドなど経済成長の著しい国々では、日本はまだまだ経済的・技術的に必要性が高く、日本語の需要はあります。また、日本のアニメやマンガなどのサブカルチャーも、日本語の需要に一役買っているようです。

国内の日本語教育の必要性

日本は超高齢化社会に突入し、若い人口が減少している状況です。将来は、若い世代の働く人口が著しく減るので、国として、留学生や高度人材をもっと積極的に受け入れようとする動きがみられます。

2025年には、大学は今と同じくらいの定員数を維持するのは難しくなり、閉鎖されることが予想されています。そこで「留学生30万人計画」が打ち出され、日本の大学が海外の大学に出向いて、留学生を呼び込むための切実なアピールをしています。

今後、日本の社会が外国人との共存に向かうのであれば、日本語教育の必要性も高まるのではないでしょうか。

日本語教師の将来性

日本は戦後、急速に経済大国となり、世界の多くの国々は、島国日本を注目してきました。ある途上国の小さな日本語学校で、初めて日本人を見る子どもたちが、目を輝かせて、日本についていろんなことを質問してきます。

日本語教師を通して、学習者は日本語だけではなく、日本人を知り、日本の文化に興味を持つようになります。その子どもたちが、やがて日本に留学したり、日本人と一緒に仕事をするなど、日本と自国との架け橋になっていきます。

現在の日本語教師の活躍の場は、長い時間をかけて、過去の日本語教師の活動や経験から築き上げられてきたものがたくさんあります。そして、日本の経済・技術、文化など、日本が世界の国々から尊敬される国になることによって、日本語の需要は増え、日本語学校の教師の活躍の幅が広がると思われます。

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