日本語教師の需要、現状と将来性

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日本語教師の現状と需要

高まる日本語教育のニーズ

日本で生活をする外国人の数は、時代とともに右肩上がりを続けてきました。

世界に目を向けても、日本語の学習者はアジア圏を中心に増えており、2012年には過去最大の約396万人にまで達しています。

その後、2015年には365万人程度へと減少を見せましたが、日本での進学や就職を視野に入れたアジア圏などからの日本への留学生はいまだ多く、今後も日本語教師は一定の需要が見込まれると考えられます。

しかし、日本語教師には日本語教育に関する専門的な知識や指導スキルが必要とされることから、未経験者がいきなり現場に出るのは難しいものです。

今後も日本語を正しく、わかりやすく指導できる実力ある教師が求められていくことが予想されます。

日本語教師の活躍の仕方はさまざま

日本語教師の活躍の場は多岐にわたります。

代表的なのが、国内の日本語学校やスクールですが、このほかにも大学の留学センターで留学生へ指導したり、外資系企業などで働く外国人向けにレッスンを行ったりすることができます。

また、ボランティアで日本語教師をしたり、個人レッスンをすることも可能です。

さらに、海外にも活躍の場があります。

現地の日本語学校をはじめ、小・中・高校や大学、さらに国際協力をする団体に所属して現地に派遣され、日本語を教えることもできます。

日本語教師の将来性

日本への留学生を増やす取り組みが活発化

現在の日本語教師の活躍の場は、長い時間をかけて、過去の日本語教師の活動や経験から築き上げられてきたものがたくさんあります。

日本の経済・技術、文化など、日本が世界の国々から尊敬される国になることによって、日本語の需要は増し、日本語教師の活躍の幅も広がりました。

今後、日本は超高齢化社会に突入し、この先、若い世代の働く人口が著しく減ることが見込まれています。

そのようななか、日本へ留学し、将来は日本で働きたいと考える外国人をさらに積極的に受け入れようとする動きが国全体で強まっています。

今後、外国人留学生の数がさらに増えていくなかで、日本語教育の必要性がさらに高まると予想されます。

働く環境の実態と現実は厳しい一面も

このように、日本語教師のニーズは増しているといえる反面、日本語教師の雇用条件や待遇は、まだあまり恵まれていないところがあります。

とくに指導経験が浅い日本語教師は、その多くが日本語学校などで非常勤として採用されており、安定した給料を得ることが難しい場合があります。

経験を積めば常勤にステップアップすることが可能ですが、勤務先によって待遇にも差が出ており、コツコツと地道に働いている日本語教師もいるようです。

憧れの気持ちだけでこの仕事をスタートすると、思わぬ厳しさに直面することがあるかもしれません。

日本語教師の今後の活躍の場

国際交流基金がおこなった2015年度の調査によれば、世界137の国・地域において日本語教育が実施されているようです。

日本語の学習者数が最も多いのは中国とされており、そこにインドネシア、韓国、オーストラリア、台湾と続いていきます。

とくに近年、オーストラリアやタイ、ベトナム、フィリピンでは日本語学習者が大幅に増加しています。

世界における日本語のニーズは、その国の教育や経済事情などにも左右されますが、世界のあちこちで日本語を学びたいと考える人がいることは確かです。

日本語教師は、国内の日本語学校・スクールはもちろん、海外で働くこともでき、さまざまな働き方の可能性があるといえるでしょう。