航空会社社員の仕事、業務内容

日本の航空会社

航空会社とは、航空機を用いて、旅客や貨物を輸送する企業のことをいいます。「エアライン」と呼ばれることもあります。

日本ではかつて、全日空(ANA)と日本航空(JAL)そして日本エアシステム(2004年に日本航空と経営統合)という3つの大きな航空会社が国内線をほぼ独占し、現在でも全日空と日本航空は、誰もが知る航空会社として圧倒的な存在感を示しています。

一方、1990年代後半からの規制緩和によって、スカイマークやAIR DOといった航空会社も参入し、さらに近年はピーチ・アビエーションなど「LCC(格安航空会社)」の相次ぐ業界参入も話題を集めました。

このような航空会社は、各社とも独自の「路線」を有しており、たとえば羽田と大阪、羽田と札幌といったように各区間を結ぶ航空機を運航しています。

私たちは普段、自動車や鉄道などさまざまな乗り物を利用して各地を移動することができますが、航空会社は、空を飛ぶ航空機を利用し、とても速いスピードで各地を移動するためのサービスを提供しています。

航空会社の具体的な仕事とは

ここからは、航空会社では具体的にどのような業務をしているのかを紹介しましょう。

航空会社の組織体制は企業によって異なりますが、大きく「運航」「整備」「運送」「管理・営業」に関連する各部門で成り立っており、それぞれ以下のような業務を担当しています。

運航

「パイロット」などが所属する部門です。最先端かつ高度なコンピュータシステムで成り立っている航空機のしくみを理解し、安全運航を実現します。

パイロットの仕事

整備

「航空整備士」などが所属する部門です。空港の整備工場などで航空機の整備や点検を行い、ハード面から運航をサポートします。

航空整備士の仕事

運送

「客室乗務員(CA)」などが所属する部門です。旅客や貨物輸送のサービス全般に関する業務を担当します。

客室乗務員(CA)の仕事

管理・営業

人事、経営企画、広報などの仕事を通じて社内体制を整えたり、営業として航空券を旅行会社や企業・団体等へ販売したりしながら企業を裏方として支えます。

さまざまな職種の人が活躍している

上記のように、航空会社はいくつもの部門から成り立っていますが、各部門においてさまざまな職種のスタッフが働いています。

その代表的なものを以下に挙げます。

・パイロット
・客室乗務員(CA)
・グランドスタッフ
グランドスタッフの仕事
・航空整備士
・グランドハンドリング
・ディスパッチャー
ディスパッチャーの仕事
・営業、販売
・広報
・経営企画
・機材調達

上記のほか、航空業界において空港をはじめとする場所で働く仕事として「航空管制官」「入国審査官」「入国警備官」などがありますが、これらは公務員としての立場であり、航空会社に所属しているわけではありません。

航空管制官の仕事
入国審査官の仕事
入国警備官の仕事