航空会社社員のつらいこと・大変なこと・苦労

航空会社社員のつらいこと・大変なこと

表からは見えない地道な仕事もたくさんある

航空会社で働きたいと思っている人は、多かれ少なかれ、航空業界や航空会社の仕事に対する憧れを抱いていることでしょう。

しかし「キャビンアテンダント(客室乗務員・CA)や「グランドスタッフ」の華やかな立ち居振る舞いなど、一般の人たちが外から見ている航空会社社員の姿は、そのほんの一部分でしかありません。

裏ではたくさんの職種の人が汗を流していますし、お客さまと直接コミュニケーションをとることはほとんどない地味な仕事もたくさんあります。

また、キャビンアテンダントやグランドスタッフも、ときにお客さまからクレームを受けたり、叱られたりすることもあり、楽しいことだけばかりではありません。

航空会社の仕事は、決して楽しかったり派手だったりするものだけではないことを理解しておかないと、入社後にギャップを感じてつらくなってしまう人もいるようです。

人の命を預かる強い責任感が求められる

航空会社社員には、「人の命を預かる」という強い使命感や責任感が求められます。

航空機は人々の生活を便利にしてくれる素晴らしいものですが、一歩間違えれば、重大な事故を起こしてしまう可能性があります。

航空会社社員は、その責任の重さをしっかりと理解して仕事に臨まなくてはなりません。

職種によっては厳しい訓練や研修を受けなくてはならず、心身ともにハードな日々を乗り越える覚悟も必要です。

会社が景気の影響を受けやすい

航空業界は景気変動やテロ、疫病の流行といった世の中の出来事の影響を受けやすい業界です。

そのため、どうしても会社の業績に波が発生しやすい面があります。

会社の売上が大きく落ち、人件費削減を余儀なくされた場合、給料減やボーナスカットにつながることがあります。

さらに正社員として働いていた人が契約社員として働かなくてはならなくなったり、最悪の場合は大規模なリストラが行われたりする可能性も考えられます。

航空会社社員の悩み

航空会社社員には、職種ごとの職業病といえるようなものがあります。

たとえばキャビンアテンダントの場合は、腰痛やヘルニア持ちの人が多いです。

また普段から言葉遣いやマナーへの高い意識が求められるため、外出先でも店員さんのサービスがいちいち気になってしまいがちです。

航空整備士の場合には、プライベートでも乗り物を見ると電気系統が気になってしまったり、シートの座り心地を確認してしまったりすることがあります。

このように、航空会社社員にはさまざまな職業病がありますが、それは普段から本気で目の前の仕事に取り組んでいる証拠ともいえるでしょう。

航空会社社員を辞める理由で多いものは?

航空会社は、昔から学生の就職先として人気が高い業種のひとつです。

しかしながら離職率も比較的高めといわれ、いざ職場に配属されると、ほんの数年で仕事を辞めてしまう人もいます。

航空会社を退職する理由として多いのは、どの業界でもよく聞かれることですが、「人間関係」や「仕事のハードさ」です。

航空会社社員は、日々さまざまなお客さまの要望に答えたり、困りごとを解決したりします。

常に笑顔でいるその裏には、多大なストレスを抱えている人も多く、立ち仕事が中心になることから体力的にもハードです。

航空業界に対して華やかでキラキラとしたイメージだけをもって入社した人は、現場の「リアル」に直面し、挫折してしまう傾向があります。

一方、同業界内での転職もあります。

たとえば地上職勤務の社員が、「どうしても航空機内で働きたい!」という思いを捨てきれず、他社のキャビンアテンダントへの転職を目指す例もあります。

キャビンアテンダントやグランドスタッフの場合、女性社員が非常に多いことから、結婚・出産といったライフスタイルの大きな変化によって、離職を考える人もいます。