大学教授のつらいこと、大変なこと、苦労

授業や研究以外の仕事に時間が取られる

大学教授のおもな仕事内容は、「授業」「研究」「会議」の3種類に分けることができます。

そのなかでも、とくに事務的な業務に多大な時間がとられてしまうことがあり、それが研究に打ち込みたい大学教授にとってはストレスになってしまうことがあるようです。

民間企業で仕事をする場合でも、仕事をするうえでさまざまな雑事をこなさなくてはなりません。

とくに役職が上になるほど書類の作成や整理、承認、決済などの仕事が増えて、自分の思う通りに時間を取ることが難しくなるときがあります。

これらを雑事を仕事のうちと考えるか、無駄な作業と考えるかによって気持ちはだいぶ違ってきますが、大学教授の場合、大学運営のための会議の時間があまりにも長いなど、大学の状況次第で仕事環境が大きく変わってしまうことがあります。

そうなると、授業の準備や研究の時間を確保するために、深夜早朝に仕事をしなくてはなりません。

それが日常となると、体力的にも精神的にも厳しくなりがちです。

研究費の状態

大学教授にとって、継続的に研究活動をしていくことは不可欠です。そのため、給与とは別に、充実した研究を行っていくための研究費というものが支払われます。

しかし、あまり資金繰りに余裕がない大学や、思うような研究結果が出せていない一部の研究室では、研究室の長である大学教授が研究費を負担する場合があるようです。

また、研究費を稼ぐために、企業に営業を行わなくてはならないこともあるようです。研究を続けていくために、研究そのもの以外のことでの苦労があるのも大学教授の大変なところです。

強い精神力も必要

企業勤めの管理職の人のなかには、抱える責任の重さや激務によって心身の調子を崩してしまう人がいるようですが、大学教授のなかにも、研究にのめり込みすぎて精神的に参ってしまう人がいるようです。

どのような研究であっても、すぐに結論や結果がでるものはありません。

研究によっては、明確な成果が見えてくるまでに何年も、何十年もかかるものがあります。

その間、どう自分の情熱とモチベーションを保ち続けていくかということが、大学教授として長く働き続けていくための重要なポイントとなります。

ときに我慢強さも発揮しながら、長い目で見て努力を続けていかなくてはならないことも、この仕事の大変な部分だといえるでしょう。