大学教授の勤務時間・休日

大学教授の勤務時間

大学教授の勤務時間には、とくに決められたものはありません。

大学の講義は1コマ目が9時ごろから始まりますから、講義がある日はその前には出勤しておく必要があります。

講義の準備をするために大体8時くらいには出勤するようです。

しかし、講義がない日は少しゆっくり目の10時ごろに出勤する人もいます。

また、大学教授は毎日講義をするわけではなく、週3日程度の講義をおこない、講義のある日だけ出勤する大学教授もいます。

担当する講義のコマ数によって勤務時間は変わりますが、比較的自由な時間がつくりやすい職業です。

一方、講義がなくても研究室での研究のために毎日出勤する大学教授もいます。

空き時間は常に研究を進めなければならないため、勤務時間という概念があまりない傾向にあります。

大学教授の休日

私立大学のなかには、週休3日と決められている大学もあるようですが、大学教授に勤務時間や出勤日が決められていないように、休日についてもとくに決まりはありません。

ただし、大学の講義は月曜日から金曜日の平日を中心におこなわれるので、基本的に休みはカレンダー通りの土日、祝日も休みといっていいでしょう。

また、小中高の教員の場合は、長期休暇の間であっても出勤しなければなりませんが、大学教授は夏や冬などには大きな休暇を取ることもできます。

しかしながら、大学教授は所属する大学以外で働いていることもあるので、土日、祝日や夏や冬の休暇を休日としているかどうかについては人によります。

まとまった休みのときは研究に集中できるため、大学が休みであっても休暇とはせずに研究をしている教授が多いようです。

大学教授の残業時間

大学教授には「残業」という概念があまりありません。

毎日の出勤が義務づけられていないため、大学に出勤する日数も人によります。

また研究が佳境にある場合など、深夜まで研究室に籠もるということもあり、労働時間も人や状況によります。

平成27年での大学教授の労働時間を調査した結果では、1ヵ月の労働時間の平均は161時間となっています。

これを1ヶ月の平日22日で割ると、7.3時間強ということになります。

この勤務時間は一般企業の勤務時間とさほどかわりません。

ただし、大学教授のなかには週に3日程度、授業のある日だけ出勤する人もいますので、この数値が平均値であることを考えると、ほとんど毎日大学に出勤し、7時間以上を大学にいる大学教授もいるということでしょう。

基本的には裁量労働制が敷かれているので、研究のため土日に出勤してもその分の給与が余分に支払われることはありません。

しかし、近年の働き方改革により、大学教授の働き方にも透明性が求められており、大学側が教員の勤務時間をきちんと把握しようとする動きも広がっています。

大学教授は忙しい? 激務?

大学教授は、勤務時間が比較的自由な職業です。

週に数コマの講義とその準備、教授会などの会議以外の時間は自分の研究に充てることになります。

よって、研究の時間をどれくらいとるかによって忙しさは変わってくるでしょう。

授業や会議がある日以外に休んでも怒られることはないので、研究の時間が少ない教授はあまり忙しくないかもしれません。

しかし、ほとんどの大学教授は、研究者や学者として業績を残すため、またその研究が好きという理由から、多くの時間を実験や専門書の読み込み、論文の執筆に費やします。

平日はおもに学生指導や大学運営の業務にあたり、休日は研究室や図書館にこもって研究活動をするといった忙しい生活を送っている大学教授も少なくありません。

大学教授の休日の過ごし方

大学の講義があるのは平日なので、大学教授も基本的に土日に休むことができます。

しかし、平日は講義やゼミなど学生指導にあたるため自分の研究時間が十分にとれず、土日も大学へ来て実験や論文執筆などの研究活動をおこなう人も多いです。

また、大学といえば春休みや夏休みが長いことで知られていますが、教員は必ずしも休みになるわけではありません。

論文作成などの研究活動はもちろん、学会参加やゼミ指導、期末試験の成績評価、シラバスの作成、学校行事の対応など、長期休暇中ならではの業務がたくさんあります。

業務があるといっても労働時間はとくに決められていないため、教授も学生の休暇中に休みをとることもできますが、長くても1週間程度という人が多く、一般的な会社員とあまり変わらないでしょう。

大学教授の1日のスケジュール・生活スタイル