キャリアカウンセラーの現状と将来性

キャリアカウンセリングのニーズは拡大

現在の日本では就職できずにフリーターやニートになる人、また突然のリストラに遭って苦しむ人の数が増えています。

一方、時代の流れとともに、新たな職種や仕事が生まれているのも事実です。さらに都会から地元へUターンしたり、定年後にセカンドキャリアを選択するなど、個人の生き方は昔よりも多様化していると言えます。

このような混沌ととした時代において、自分の力だけでキャリアの方向性を定め、達成することは決して容易ではありません。キャリアカウンセリングのニーズは拡大しており、今後も需要は高まっていくと考えられています。

正社員採用は少ない

キャリアカウンセリングの需要は高いものの、日本においてキャリアカウンセラーという職業が確立されているわけではありません。学校やハローワークなどの公的機関が活躍の場となりますが、キャリアカウンセラーとしての正社員採用は多くないのが現状です。

将来的に、待遇が改善されていくことは考えられますが、現時点においては非正規雇用での採用が多くなっています。現時点においてはボランティア色が強い職業であることを認識しておいた方が良いでしょう。

キャリアの多様性を理解

「キャリア」の定義は仕事や職歴だけにとどまらず、「人間の生き方そのもの」にまで拡大しています。しかし、まだその意味を狭義でのみ捉えている人は多く、キャリアの多様性をなかなか理解できずにいるキャリアカウンセラーも見受けられると言われています。

広義でのキャリアカウンセリングは、今後さらに一般的なものとなっていくと予想されています。そこで、キャリアカウンセラーは自身の専門性を高めていくとともに、拡大する業務範囲や社会の流れに対しても、柔軟に対応することが求められるでしょう。