バイヤーの志望動機・例文

バイヤーならではの志望動機を

バイヤーになるための就職試験で志望動機を述べる場合、「洋服が好きだからファッションバイヤーになりたい」「語学力を活かして海外と取引をしたいから食品のバイヤーになりたい」というように自分の好きなことや得意なことをアピールするだけでは志望動機として弱くなりがちです。

大切なのは、「なぜバイヤーなのか」ということ。バイヤーの存在が流通業界でどんな役割を果たしているか、あるいはどんな役割を果たすべきなのか、自分なりの意見を持っていることが大事です。

アルバイトや消費者の立場から

たとえば、販売員のアルバイトをしたことがある人は、そのときの体験を交えてバイヤーについて語ることが効果的です。

「洋服店で販売のアルバイトをしていたとき、あるバイヤーが海外から買いつけたコートが大人気商品になったことで売り上げが1.2倍に伸び、ブランドのファンも一気に増えた。バイヤーはブランドイメージを築くために欠かせない存在であり、やりがいのある仕事だと思った」というような具体的なエピソードで、店の経営戦略に携われるバイヤーならではの面白味を語ることができます。

あるいは、消費者の立場から感じたことでも良いのです。

「百貨店が私の故郷の菓子店とコラボレーションして売り出した商品が大ヒットした。今まで全く世の中に知られていなかった小さな菓子店に全国からファンが訪れるようになり、地元が活気づいた。バイヤーは、良い商品を発掘することでたくさんの人に幸せを届けられる仕事だと思った」というようなエピソードで、商品を通して生産者や消費者に幸せを届けられることのやりがいについて語るというのも一つの例です。

いずれにしても、普段の買い物のなかで感じたことや考えたことを交えながら、流通業界におけるバイヤーの存在意義を語れることが大切なのです。

販売員でも広報係でもなく「商品を買いつけるバイヤーだからこそできること」というのを、自分の言葉で明確に説明できるようにしてから試験に臨みましょう。