【2023年版】アナウンサーを目指す人におすすめの資格は?

アナウンサーにおすすめの資格は?

アナウンサーになるのに、特別に必要とされる資格や免許というものはありません。

アナウンサーは人気の職業であるだけに採用試験の倍率が非常に高いことで知られており「何か少しでも試験で有利になる資格が欲しい」と考える学生が多いようですが、実際には「この資格を持っていれば有利」というものはないと考えておいてよいでしょう。

資格そのものよりも、どちらかというと、レベルの高い大学で自分の関心のある分野についてしっかり勉強をしておくことが大切です。

報道の仕事に携わるかもしれないのですから、一般常識はもちろんのこと、社会経済や政治、国際問題についてもある程度の知識を身に付けておくようにしましょう。

それに加えて、正しい言葉遣いを覚えること、滑舌よく話せるように練習することなどが、アナウンサーになるための就職試験に合格するためには必要だといえます。

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アナウンス検定

アナウンサーを目指すために直接関係はありませんが、「話しことば」の技術を客観的に評価するために「アナウンス検定」という民間の資格があります。

これはNPO法人である日本話しことば協会が主催している検定で、レベルに応じて3級、2級、1級と分かれています。

年齢や学歴、職歴などの受験資格は特にないので、誰もが受験することが可能です。

試験は筆記と実技で構成されています。

1級合格者は「アナウンサー・司会者・俳優など、音声言語の表現者としてプロフェッショナルな活動ができる」とされ、現役のアナウンサーがこの資格を持っていることもあるようです。

必須ではありませんが、実力試しに受験してみるのもよいかもしれません。

一般社団法人 日本話しことば協会 話しことばとコミュニケーション検定

漢字検定

アナウンサーを目指す場合、「漢字検定」を持っているほうがよいという声も聞かれます。

しかしこれは、資格を取得していることそのものが試験に有利になるというよりも、アナウンサーの試験で必ず行われる「原稿読み」において、難読漢字がスラスラと読めるようにという意味で、持っておくと役に立つといわれることが多いようです。

漢字検定は「日本漢字能力検定」のことで、公益財団法人である日本漢字能力検定協会が主催しています。

就職のためではなく日本語の学習のために受験する人が多い資格で、小学生から大学生、社会人やお年寄りまで幅広い年齢の人が受験しているのが特徴です。

一番レベルの低い十級は小学校一年生修了レベルですが、一番レベルの高い一級は対象漢字が6000字ほどの難関試験となっています。

ちなみに平成30年度の一級の合格率は5%でした。

漢字検定を受けるのは必須ではありませんが、アナウンサーの試験対策として漢字の勉強は欠かせません。

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英検やTOEIC

アナウンサーとなるうえでは、日本語だけではなく多言語も習得しておいたほうが仕事の幅が広がることは間違いありません。

取材相手が外国人の場合は、英語を話せると通訳を介さずに自分の力で取材をできるようになるでしょう。

社会人になってから学習の時間を取るのは難しいので、大学中に英検やTOEICなどの語学の試験にチャレンジして英語の能力を高めておくとよいのです。

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