損害保険会社社員の志望動機と例文・面接で気を付けるべきこと

損害保険会社を目指すきっかけで多いものは?

損害保険は人々が安心した生活を営むうえで必要不可欠であり、その社会的意義の高さにひかれて志望する人が多くいます。

日々の生活のなかで事故や自然災害はいつ発生するかが予測できず、万が一被害にあってしまえば経済的に大きな損失をこうむるでしょう。

そうした潜在的なリスクに対する備えとして損害保険は重要な役割をになっており、そこにたずさわりたいと考える人が損害保険会社を目指しています。

また好景気・不景気に関係なく、損害保険はいつの時代も世の中にとって欠かせないものであり、その安定性に魅力を感じて目指す人も少なくありません。

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損害保険会社の志望動機の考え方

まずは損害保険の業界研究をしっかりと行い、「損害保険のどんなところに魅力を感じているのか」「どのような仕事がしたいのか」などについて明確に答えられるようにしましょう。

そのうえで、志望動機を「自分自身の体験」と結び付けて具体的なエピソードを語るのもよいでしょう。

たとえば過去に事故に遭った経験があり、損害保険に加入していたおかげで助けられたエピソードを持っている人は、それを志望動機に活用することでより説得力のある内容となります。

もちろん、そういったエピソードがなくても問題ありませんが、その場合は「なぜ損害保険で働きたいと思ったのか」について深く掘り下げられる可能性が高いでしょう。

焦らずに答えられるよう、自分なりの回答を準備しておくようにしてください。

損害保険会社の志望動機の例文3つ

人々の安心できる生活を守りたい

「私は損害保険を通じて、人々の安心できる生活を守りたいと考えています。

私は過去に、地震によって実家が被災した経験があります。

住む場所をなくしてしまい、精神的にも経済的にもとても苦しい状態におちいっていましたが、地震保険に加入していたことで生活再建への道筋を立てられました。

この経験から損害保険の重要性について身をもって感じ、一人でも多くの人に損害保険の大切さを知ってほしいと考え貴社を志望しました。」

人間力で勝負したい

「自分自身の「人間力」で勝負していきたいと思い損害保険会社を志望しました。

損害保険は実際には形のない「目に見えない商品」であり、だからこそ自分自身の人間力が試される環境だと考えています。

損害保険会社のなかでも、説明会や座談会で貴社の社員とお話しさせていただいた印象から、貴社にはバイタリティーのあふれる魅力的な方がとても多いと感じています。

私もそのような人たちのなかで成長し、世の中に貢献したいと思います。」

海外に損害保険制度を広げたい

「私が損害保険会社を目指したのは、学生時代に行っていた海外文化の研究がきっかけです。

研究の一環として、実際に数多くの国々に足を運んできました。

なかには損害保険制度が整っていない国もあり、そこではいつ起こるかわからない事故や災害などのリスクに備えられず、不安を抱えながら生活をしている人々がたくさんいることを知りました。

貴社は国内だけでなく海外にも幅広く事業を展開していることから、貴社に入社して世界中の人々に安心安全な暮らし届けるサポートをしていきたいです。」

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損害保険会社の面接で聞かれること・注意点

損害保険会社の面接でよく聞かれる質問は次のとおりです。

・金融業界のなかでも、なぜ銀行や証券会社ではなく損害保険を選んだのか
・生命保険と損害保険の違い
・損保業界は今後どう変化していく必要があるか
・当社の損害保険商品に足りていない部分はどんなところか
・若者を自動車保険に加入させるためにはなにが必要か

これらの質問にしっかりと答えられるよう準備を進めていきましょう。

また、損害保険会社で働くには「顧客の話を丁寧に聞ける力」が重要であり、その能力があるかどうかも面接でチェックされます。

たとえば営業を担当する場合であれば、お客さまの生活スタイルや仕事上のリスクなどを上手にヒアリングできなければ最適な保険商品を勧めることはできません。

また査定を担当する場合であっても、事故や災害の状況、被害の程度を丁寧に聞きとれなければ正確な査定はできないでしょう。

そのため、損害保険会社の面接では「質問の意図を理解して的確な返答ができるか」「自分の意見をわかりやすく整理して伝えられるか」が非常に重要なポイントとなります。

面接時は落ち着いて相手の話をよく聞きながら、言葉を的確に選んで受け答えをしていきましょう。

損害保険会社の自己PRのポイント

損害保険会社の自己PRを考える際には、自分が入社後にどんな仕事を担当するのか、どんな仕事を希望しているのかなどをふまえたうえで内容を決めていく必要があります。

たとえば営業をやっていきたいのであれば、「行動力」や「リーダーシップ」などをアピールすると効果的でしょう。

事務系の仕事をやっていきたい場合は、「慎重に物事を進められる力」や「正確性」などが仕事内容とマッチします。

また、各企業によって「通販型保険商品をメインとしている」「新興国への市場開拓を狙っている」など、特徴や力を入れている方向性はそれぞれ異なります。

その企業の特徴や方向性と自己PRの内容を照らし合わしたときに「ズレがないか」もよく確認しておきましょう。