ゲーム制作会社の現状と将来性

ゲーム制作会社の現状

ゲーム業界の市場規模は年々増加傾向にあり、2019年の世界市場は前年比2割増しの15兆円と推定されています。

日本国内の市場も順調な伸びを見せており、2019年は約1.7兆円(ハード含む)を超えており10年連続で成長を続けています。

内訳に注目すると、オンラインを含む家庭用ゲームソフトの市場規模は約4,400億円なのに対し、オンラインプラットフォームゲームは約1.3兆円でした。

オンラインプラットフォーム市場は国内ゲーム市場の7割を超えており、今後もその比率は変わることはないと推測できます。

ゲーム制作会社も同じで、これまで家庭用ゲームソフト、いわゆるコンシューマーゲームを主流としてきた大手ゲームメーカーもオンラインプラットフォームへ移行する動きがあります。

しかし根強い人気を誇るハードも依然としていくつも存在していますし、スマートフォンやパソコンなどプレイするプラットフォームは多種多様です。

ゲーム制作会社としては強みを生かした事業展開が求められていくでしょう。

ゲーム制作会社の需要

ゲームは生活必需品ではなく、あくまでも娯楽の一つに数えられます。

しかし市場が成長し続けていることから分かるように、人々に求められている業界であるのも事実といえるでしょう。

IT技術の進歩はゲームの内容や表現も大きく変えていますし、プラットフォームの多様化によってあまりゲームに接していなかった人たちも気軽に楽しめる環境を提供しています。

ゲームを取り巻く環境の変化は激しく、進化のスピードも速いため今後は時代の急速な変化に対応できるゲーム制作会社が生き残っていくと考えられます。

ゲーム制作会社の将来性

ゲームのプラットフォームは多様化しており、そうした変化に対応できるゲーム制作会社が今後は伸びていくことが予想されます。

例えば複数のプラットフォームで同じゲームをリリースするマルチプラットフォームに対応したり、異なるハードを使っていてもオンラインで対戦できるクロスプラットフォームに対応したりなどが挙げられます。

また、今後はゲーム以外の娯楽にユーザーの興味や時間を取られないことも重要になってきます。

動画配信サイトをはじめ現在は手軽に楽しめる娯楽があふれており、そうしたコンテンツに負けないような魅力的なゲームを販売し、ゲームの価値を挙げていく努力も必要です。

国内の需要はいまだ伸びを見せていますが全盛期ほどの爆発的な伸びは期待できないため、将来的には世界に目を向けたゲーム開発も必要です。

これまでは日本版のゲームをそのまま輸出するのが一般的でしたが、今後は海外向けに開発したゲームを輸出していくことでシェアを伸ばしていくことが業績を左右するともいわれています。

ゲーム制作会社社員の今後の活躍の場

ここまで紹介したとおり、ゲーム業界の変化に合わせゲーム制作会社も変化しています。

当然そこで働く社員の役割も変化を続けており、特に顕著なのはオンラインゲームです。

中でもソーシャルゲームは技術力がさほどなくても開発が可能で、アイデアしだいでヒット作を生み出せる環境になってきています。

もちろん高い技術、最新の技術を駆使したゲームの魅力もおとろえていません。

以前に比べプレイする側の選択肢が格段に増えたのと同時に、ゲーム制作会社で働く社員にとっても技術やアイデアを生かし活躍できる場所が増えたといえるでしょう。