不動産会社のやりがいは? 仕事の楽しさや魅力を紹介
不動産会社社員のやりがい・楽しさ
取り扱うものの重大さ
不動産会社におけるやりがいは、その扱うものの重要性にあります。
「衣食住」という私たちの生活を構成する3大要素のなかでも、「住」は非常に大きなウェイトを占めています。
居住空間が心地よく、安らぎを得られるものであれば、私たちは心身ともに健康に、幸せな日々を送ることができるでしょう。
反対に、たとえば壁が薄くて隣家の物音が聞こえたり、換気が悪くてカビやすかったり、日当たりが不十分で薄暗かったりすると、私たちの生活満足度は大きく下がるでしょう。
だからこそ、私たちは自分自身の住居を決めるときは何よりも真剣であり、また何十年ものローンを組んで大金を払って、マイホームやマンションを購入したりします。
「住」についてのお客さまのライフイベントに立ち会い、重要な決断のお手伝いをできることが、不動産会社社員のやりがいです。
不動産の多様性
世の中には、数え切れないほどの不動産がありますが、まったく同じものはありません。
たとえば土地であれば、所在や面積、形状、周辺環境、適用される法律、過去の利用履歴などを総合的して価値が決まります。
その価値も、世の中の景気動向や流行などに敏感に反応し、刻一刻と変化していきます。
不動産は、どれだけ経験を積んでも、またどれだけ学んでも、決して終わりがないほどに幅広く、奥深いものです。
そんな不動産の多様性が、不動産会社の楽しさです。
不動産に興味のある人であれば、いつまでも飽きることなく、新鮮な気持ちで仕事に打ち込むことができるでしょう。
20代で正社員への就職・転職
不動産会社社員の魅力
仕事で得た知識を実生活に生かせる
ほとんどの人にとって、マイホームの購入は生涯一度きりの、そして人生最大の買い物です。
絶対にしくじることはできませんし、また誰もが、できる限りお買い得で、できる限り自分の理想に近い家を手に入れたいと考えています。
不動産会社社員は、仕事を通してつちかった専門知識や目利きのスキル、情報網などを、自分自身の不動産購入に生かせるという点が大きな魅力です。
一般のエンドユーザーよりはるかに不動産事情に精通しているぶん、相手方と交渉して有利な条件を引き出したり、掘り出し物のお値打ち物件を見つけることもできるでしょう。
また、マイホームだけでなく、投資物件を購入するなど、自身の資産運用に役立てることもできます。
自分のがんばりが収入に反映されやすい
不動産会社では、職種にもよりますが、給料や賞与にインセンティブ(成果報酬)が組み込まれています。
得られる収入は自身の営業成績次第であり、年齢に関係なく大金を得ることも可能です。
入社数年目の若手社員が、大型の不動産売買契約を仲介し、1度のボーナスで数百万円を手にするケースもあります。
不動産会社は、ノルマが課されるなど競争が厳しい反面、成果を出した人には、そのがんばりが収入として直接反映される点が大きな魅力です。
学歴も職歴も厳しく問われないなど、就職するためのハードルが低いこともあって、一攫千金を夢見て不動産業界に飛び込んでくる人も大勢います。