トリマーの志望動機・例文

体験談は具体的に

トリマーの専門学校では、入学志望者に面接試験を設けているところがあります。また、ペットショップなどの就職試験の際にも、必ず面接が実施されます。

こうした場で質問されることを想定して、また自分自身がトリマーを目指していくモチベーションを保ち続けるためにも、仕事への志望動機を明確にしておくことは大切です。

トリマーを目指す人が志望動機として最も多く挙げるのが、「子どものころからペットを飼っていてとてもかわいがっていたので、動物の世話をする仕事を選びました」というエピソードです。

しかし、トリマーを目指す人が動物好きであるということは当たり前のこと。

そして、動物好きであれば、獣医師、ペットショップ店員、ブリーダーなど、トリマー以外の動物と関わる仕事に就くことも可能です。

たくさんの選択肢がある中で、なぜ、自分はトリマーになりたいのか。そこを明確にし、他の志望者との違いをアピールするためには、もう少し具体的な体験や考えを話すことが大切です。

志望動機の例文

たとえば、ペットを飼っていた場合、どういうところに気を配って世話をしていたのでしょうか。

「プードルを月に一度は自分でカットしていて、季節によってヘアスタイルを変えては楽しんでいました」

「毛並みの良いヨークシャーテリアにするために、食餌の内容やブラッシングを勉強して世話をしていました」

など、動物に対して細やかなケアをしてきた様子が目に浮かぶようなエピソードが必要です。

あるいは、

「愛犬がシャンプーを嫌うので、あまり洗わずにいたら皮膚の病気になってしまって、ケアの必要性を思い知りました」

「老犬をトリミングに連れて行ったらトリマーが見違えるように美しく仕上げてくれて、感動しました」

というような、この仕事の意義に気付くきっかけとなったエピソードがあればなお良いでしょう。

ペットを飼ったことがなくてもOK

自分はペットを飼ったことがないから不利なのではないか、と考える必要はありません。

ペットを飼ったことがない人であっても、

「動物が大好きだけど家の事情でずっと飼うことができなかったので、これからは動物と思いきり関われる仕事がしたいと考えてトリマーを目指しています」

というような説得力のある話ができれば、不利になるとは限りません。

いずれにしても、志望動機を考える際は、自分の経験や思いを基にしていくことが大切です。

仕事の内容や苦労、やりがいなどに関する知識を深めるために、実際にトリマーとして働く人の話を聞いたり、記事を読んだりすることは良いことですが、あくまでも「自分」の思いを言葉にするように心がけましょう。

そして、「動物のために役に立ちたい」という気持ちを、より具体的により強く伝えることが大切です。

技術がものをいう業界

トリマーはその技術がすべてです。どの会社も高い技術を持った人を採用したいのは言うまでもありません。

とはいえ、誰しも最初は未経験者。働きながら経験を積み重ねることでその技術は向上していくものです。であれば、少しでも伸びしろのある人間に入社してほしいのが正直なところ。

「2年間、トリミングサロンの技術者として勤務してきました。特にバリカンの扱いを得意としており、在職中は多くのお客様に指名していただきました。」

「専門学校では志を同じくする仲間と自主ゼミを行い、実習担当の先生にお願いして、休日も指導にあたっていただきました。そこで繰り返し練習したシャンプーを実際のお客様にできることを今から楽しみにしています。」

このように、自分が得意とする技術や努力して修得した技術を具体的に面接時にアピールできるといいでしょう。

継続は力なり

トリマーの求人を見ると2年間の実務経験がある人を経験者として優遇している会社が多いことに気付くでしょう。

技術を向上させるために海外留学をする場合も募集要項には国内で2年以上トリマーの経験があることを必須とする場合が少なくありません。

つまりトリマーは2年は働かないとものにならないと職種であると言い換えることもできます。

トリマーに限ったことではありませんが採用するからには離職せず長く勤めてほしいと会社側は当然考えているものです。

「中学時代から野球を現在まで続けています。練習に休まず参加し、技術を向上させるために努力してきました。」

「学生時代はカフェでアルバイトをしていました。時間帯責任者を任され、閉店時の施錠のために店舗の鍵を管理していました。」

何か一つのことを長く続けた経験や責任ある立場を任された経験などは先方に就職後の勤勉な就労態度を容易に想像させるので是非面接時には織り交ぜたいものです。

仕事体験談