トリマーの大変なことは? つらいことや苦労することも紹介

トリマーのつらいこと・大変なこと

ケガ・汚れ・臭いの悩み

トリマーは言葉が通じない動物相手の仕事となるため、いうことを聞いてくれず反抗されることもあります。

「大声で吠えられる」のはまだよい方で、「指を噛まれた」「顔を引っかかれた」などケガにつながるような危険が伴うこともあるでしょう。

排泄物で服を汚されることもありますし、狭い空間の中で1日中動物と接しているため、体に臭いが染み付いてしまうことも大変なことの一つです。

恵まれた労働環境・待遇とはいえない

トリマーの就職先の大半は、あまり恵まれた雇用条件を提示してくれているとはいえません。

勤務時間が長かったり、仕事量に対して給料が少なかったり厳しい条件の中働いているトリマーは多くいます。

基本的に腕が上がれば上がるほど、周りから認められ難しい仕事を任せてもらえたり、収入アップにもつながりやすい技術職の仕事です。

しかし、なかには待遇がよくならない職場もあり、やりがいを見出せなかったり、生活が苦しくて悩んでしまう人もいるため、実際に応募する前に確認しておくとよいでしょう。

コミュニケーション力が必要

「人と話すことが苦手」という理由でトリマーを目指す人もいますが、想像していた以上に密な対人関係を築く必要があり、ストレスを感じてしまう場合もあるようです。

トリマーは動物だけを相手にしていればいいのではなく、どんなスタイルや希望があるのか飼い主の意見を聞きながらのカウンセリングが必要になりますし、一緒に働く職場の同僚とも情報共有しながら協力することが求められます。

高いコミュニケーション力があるほど仕事も円滑に進めることができるため、コミュニケーション力に自信がない方は、少しずつ多くの人と話せるように意識してみるとよいでしょう。

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す(PR)

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

トリマーの悩み・職業病

膝や腰の痛み

トリマーは1日中立ちっぱなしの仕事で、ほとんどの人が膝や腰を痛めてしまいます。

小型犬や猫はそれほど負担はかかりませんが、大型犬をトリマーテーブルに乗せるのはかなりの重労働で、腰痛によって離職の道を選ばざるをえない人もいるのが現実です。

普段から姿勢を改善したり、体幹の筋力アップに努めて予防する努力が必要不可欠でしょう。

腱鞘炎

トリマーの職業病として代表的なのが、腱鞘炎です。

ドライヤーをかけながらブラッシングしたり、カット時にハサミの開閉を多く行うことで手に負担をかけてしまうのです。

ただし経験とともに少ない回数でブラッシングできるようになったりと、負担が軽減されていくので、年数を重ねることでうまく付き合えるようになります。

肌トラブル

シャンプーとブローを1日に何度も繰り返すため、手荒れなどの肌トラブルも大きな悩みの一つです。

ペット用のシャンプーの中には皮膚の油分を取り去ってしまうものもあるため、ひび割れや出血など、肌質によっては重症化してしまう人もいます。

手袋の着用や、帰宅後に保湿するなどセルフケアでの対応が重要です。

トリマーを辞める理由で多いものは?

トリマーを辞める理由はいくつかありますが、大きく以下の3つにまとめることができます。

  • スキルの悩み
  • 仕事量の多さ
  • 健康上の理由

トリマーは技術職で自分の技術が目に見えてわかりやすいため、新入社員とベテラン社員とではトリミングにかかるスピード、仕上がりの美しさなどは大きな差が出ます。

なかなか上達しないと「なんで下手なんだろう、向いていないのではないか」と悩み、諦めてしまう人もいるようです。

また仕事量の多さも職場によっては差があり、たとえば新人時代は1日中シャンプーだけをしなければいけない店舗や、ペットショップを併設している店舗では「子犬を月に何匹売らなければいけない」という販売ノルマが課せられていることもあるかもしれません。

スタッフが足りない職場では、雑用的な仕事の比重が高いこともあり、理想と現実のギャップを理由に転職する人もいます。

トリマーならではの職業ともいえる腰痛や腱鞘炎などの健康上の理由で、退職せざるをえない人もいるようです。

しかし、適切な治療を受けながら仕事を続けられる可能性はあるため、上司や病院と相談してみるとよいでしょう。