女性の寿司職人

昔はほとんどいなかった女性の寿司職人

一昔前であれば、女性の寿司職人というものはほとんど存在しませんでした。一種のタブーとされていたといってもよいでしょう。

「長い髪が寿司に落ちる可能性がある」であるとか、「化粧やマニキュアなどを施した身で寿司を握るな」などと、心がけ次第でどうにでもなる点をいわれ、嫌がられていた時代もありました。

職人の世界特有の封建思想、男尊女卑思想のあらわれだったともいえるかもしれません。

男女差別のない現代

昔は男性の仕事とされていたトラックやタクシーのドライバーにも、今では女性も増えてきましたし、反対に昔は女性の仕事とされていた看護師さんや保育士さんを職業に選ぶ男性も増えつつあります。

実際に寿司職人として活躍している女性も増えて来ました。

どんな職業を目指すにしても、性別など関係なしに大切なことは本人の志と努力です。女性だからという理由で夢をあきらめる必要はどこにもありません。

ただし体力勝負であるため、女性に不利な面もあることは事実です。そういう人は、その弱点を補うような工夫や一層の努力は必要でしょう。

一歩進んで女性ならではの繊細さを生かす

女性が寿司職人を目指すならば、「女性でも問題なし」「女性でも大丈夫」という消極的思考ではなく、「女性の寿司職人として男性にはないメリットを生かす」というぐらいの気概があるとよいかもしれません。

職業として若いうちから料理人を選んだ男性とは違い、主婦として、母親として日常的に料理を作ることの多い女性ならではの視点を生かした仕事へのアプローチもできるはずです。

また、先進諸外国における男女差別のなさは日本以上ですので、外国でならとくに性別を意識することすらなく働けることでしょう。