有名な書道家

三筆

日本の書道家は、時代ごとに優れた3人を選び、三筆といわれてきました。

その中で最も有名なのは、平安時代の「空海」「橘逸勢」「嵯峨天皇」といわれており、現在の書道の土台を築きました。

また、寛永の三筆である「本阿弥光悦」「近衛信尹」「世尊寺行尹」は、室町・平安時代の形式的だった書道から斬新な発想で書に個性を表現し、書道に新しい文化を切り開いた立役者です。

現在の書道があるのは、彼らの書の道を究める志と、数々の活動によって作られたものです。

相田みつを

歴史的書道家は数知れず存在しますが、書道家としてだけでなく、詩人としても名を馳せた有名な書道家として、相田みつをが挙げられます。

10代のころに書道をはじめ、30代では毎日書道点に連続7度も連続で入選しています。自分のありのままの姿を書に表し、「いのち」というテーマで独特の作品を作り続けました。

人の弱さや甘えまでも忠実に表現した相田みつをの作品は、現在でも多くの人の心を動かし続けています。

相田みつをの代表作「にんげんだもの」という言葉を題名として、みつをの生涯がドラマ化され、書道家という枠をこえて多くの人へ影響を及ぼしています。

武田双雲

現在、斬新なアイディアと作風で注目を集めている書道家です。3歳から書道家である母の下で書道を始めています。

大学卒業後は一般企業に3年間勤めましたが、その後書道家として独立しています。

音楽家や彫刻家などとコラボレーションしながら新しい書道の見せ方を提案しており、斬新なアプローチで書道を広めている人物です。

書道家として数々の作品を世に出す傍らで、「書を通して人の成長に大きく貢献したい」という強い気持ちを持ち、多くの講演会やイベントへの出演や本の執筆を行い、自分の価値観を通して人へ貢献する働きかけも行っています。

矢部澄翔

現在の日本を代表する女流書道家で、6歳から書道を習い、22歳で師範を取得しています。約7年間のOL生活を経て書道家として独立し、その後東京書作展など数々の展覧会で受賞しています。

ヨーロッパやニューヨーク、中国などで、書道パフォーマンスを見せるなど、世界中で活躍しています。

書道教室を持ちながら、「伝統×革新」をテーマに多くのアーティストとのコラボレーションにも挑戦し、世界中から支持されています。