歯科技工士の需要・就職・採用募集状況

歯科技工士不足のなかで需要は増加傾向

ベテランの従事者が多い反面、若手の人材が不足する状況のため、歯科技工士の需要は年々高まっています。歯科医療を行ううえで歯科医院にとっても歯科技工士はなくてはならない大切な存在です。

口内で使用する入れ歯や義歯、詰め物からマウスピースまで、人工の歯科技工物を一手に引き受けているのが歯科技工士なので需要がなくなることはありません。仕事も豊富にありますので、就職先が決まらなくて困るような状況は考えにくいでしょう。

ただし、近年、アジアを中心とする海外からの技工物の輸入が増えており、価格の面で日本の歯科技工所が押され気味な一面があるのも確かです。

とはいえ、日本の歯科技工技術は世界トップレベルなのでその信頼が揺らぐことはなく、確かな腕を持っていればどこにでも通用します。

実際の就職や採用募集も多め

大手の歯科技工会社でなければだめだとか、こだわりがある場合を除いて、歯科技工士の業界での就職状況は良好だといえます。毎年の定期採用もある事業所も多いので新卒者でも優位な就職活動が展開できるでしょう。

また、さらなるスキルアップを求めて職場を移る人もいて、年度途中での中途募集も多いので転職やブランクのある人でも再就職しやすい印象です。

なかには歯科機材メーカーに就職する歯科技工士もいます。歯科医療の分野も発展が著しく、歯科材料関連の会社も常に開発競争が続いています。新規技術や材料の研究開発をはじめ営業職採用など、民間企業のやりがいも感じられるでしょう。