歯科技工士の給料・年収

医療系の専門職としてはやや低め

歯科技工士として技工所に就職してからもらう給料の目安は15万円から17万円前後が一般的です。医師看護師などに比べると給与面で低水準なことは否めません。

また歯科技工士全体の平均年収としても約400万円程度となっており、厳しい給与レベルとなっています。歯科技工士としてキャリアを積んでいけば年齢とともに年収も上がっていくことはありますが、全体的に大幅なアップは望めず、なかなかハードな仕事のわりに収入では厳しい状況です。

なかには月給60万円の求人もあり、特殊な技術があれば高い給与を得ることもできますが、基本的には労働時間が長く、必ずしも待遇がいいとはいえない面もあるようです。

技工所の規模や年齢によるちがい

平成25年度賃金構造基本統計調査によりますと、歯科技工士の年収は技工所の規模が1000人以上であると年収が大きく上がっています。事業所が10人以上の平均年収は432万円ですが、1000人以上の事業所規模になると615万円にまで数字が上がっています。

ただし、統計年度によって大きく数字が変わってきているので、あくまでも目安と考えておいたほうがいいでしょう。

一方、年齢別の年収を見ていくと、全年齢層の平均が431万円として、20歳から24歳までが338万円ともっとも低く、続いて30歳から34歳が373万円です。年齢とともに技術力が上がれば、収入の上昇も見えてきますが、若いうちはやや厳しい年収となるようです。

歯科技工士の平均年収の統計

歯科技工士の平均年収_2018

厚生労働省の平成30年賃金構造基本統計調査によると、歯科技工士の平均年収は40歳で約411万円となっています。

・平均年齢:40歳
・勤続年数:10.3年
・労働時間:173時間
・超過労働:10時間
・月額給与:303,800円
・年間賞与:463,300円
・平均年収:4,108,900円

出典:厚生労働省「平成30年 賃金構造基本統計調査」
※平均年収は、きまって支給する現金給与額×12ヶ月+年間賞与その他特別給与額にて計算。
※本統計はサンプル数が少ないため、必ずしも実態を反映しているとは限りません。

平成30年 歯科技工士の年収(規模別 ※男性のみ)

サンプル数が少ないため統計にばらつきがあります。10〜99人の事業所で働く歯科技工士の平均年収は390万円、100〜999人規模は427万円、1,000人以上規模は557万円、10人以上規模平均は411万円となっています。

歯科技工士の年収(規模別)

平成30年度 歯科技工士の年収(年齢別 ※男性のみ)

歯科技工士の年収を年齢別に見ると、年齢の上昇にしたがって、年収も上がっています。最も年収が高い世代は、50~54歳の596万円です。

平均年収は424万円となっています。

歯科技工士の年収(年齢別)

※本統計は、調査の母数が少ないため、必ずしも実態を反映していない可能性があります。