パイロットの種類

3つの国家資格

パイロットはライセンスを必要とする仕事です。ライセンスにはいくつかの種類があり、どれを所持しているかによってできる仕事の範囲や活躍の場も変わってきます。

以下の3つはいずれも国家資格で、それぞれ決まった飛行時間、年齢制限をクリアしていれば試験を受けることができます。

定期運送用操縦士

旅客機を操縦するエアラインパイロットの機長になるためには、この資格が必要になります。安全に「人」や「物」を運ぶのがこのパイロットのおもな役割です。また、大型ヘリコプターの機長もこの資格が必要です。

事業用操縦士

警察や消防、海上保安庁、自衛隊(航空・陸上)といった官公庁で働くパイロットや、物資輸送や農薬散布などを行う、民間の使用事業会社のパイロットです。エアラインパイロットの副操縦士として操縦する場合も、この資格が必要です。

官公庁では、「ドクターヘリ」と言われる人命救助を行うヘリコプターや、災害時に空から出動する「防災ヘリ」のパイロットが活躍しています。

使用事業会社には、報道取材、農薬散布、物資輸送、チャーター飛行など、さまざまな目的で利用されるヘリコプターやビジネスジェットのパイロットがいます。

キャビンアテンダントがサービスを行うエアラインパイロットとは違い、パイロット自らが飛行中のサービスも行います。

自家用操縦士

「自家用」という名前の通り、あくまでもプライベート目的で軽飛行機など運航するパイロットです。商用には使えませんが、将来事業用操縦士を目指す場合でも、まず始めに自家用操縦士の資格を取得する必要があります。