芸者と芸妓の違い

どちらも同じもの

芸者」と「芸妓」、両者の間に業務内容の違いはありません。

異なるのは活動する地域。

京都で活動しているのが「芸妓」、それ以外の地域で活動しているのが「芸者」であると理解して下さい。

「芸妓」には「げいぎ」と「げいこ」、二通りの読み方があります。

「芸子」と表記されることもあり、一般的な呼称は「げいこ」です。

「芸妓」は敬称?

一説によると「芸妓」は技芸と教養を併せ持つ洗練された女性に対する敬称であるとも言われています。

現在でも京都では店によって「芸妓」と「芸子」が使い分けられており、伝統を重んじる土地柄を感じさせます。

見習いである舞妓が目指すのがこの芸妓であり、京の街を彩る要として日々稽古を積み、その技術を向上させています。

年齢制限もないため、ベテランの芸妓は「お姐さん」と敬われ、後継の育成にも尽力しています。

グローバルスタンダード「ゲイシャ」

諸外国において、「ゲイシャ」という単語はそのままで通じます。

それほどまでに芸者は日本を象徴する文化的な職業の一つとして浸透しているのです。

芸者の見習いを半玉と言います。

京都に比べて各地における料亭の減少は著しく、芸者の活躍の場であるお座敷の機会も少なくなってきているのが現状。

これに伴い芸者の数自体も減ってしまっており、後継者を確保できるかどうかが深刻な問題となっています。

これは芸妓も無関係ではありませんが京都という土地の特性上、芸者に比べれば需要は高いといえます。

これを打破すべく、活躍の場をお座敷以外に広げるために各種講演やイベントへの参加を積極的に行っています。

募集をWebで呼びかける置屋もあり、伝統的な格式は保たれつつも門戸が広がり、敷居をまたぎやすい状況になってきているといえるでしょう。