芸者の現状と将来性

人材不足が深刻

江戸時代から続く伝統的な職業である芸者ですが年々なりてが不足しているのが現状です。

最盛期には各花街に数百人、数千人単位の芸者がいました。

しかし現在全国にいる芸者の数は五百数十名。

年々減少は続いています。

結果、最近ではWeb上でも多くの求人情報をみつけることができるようになりました。

ハローワークを窓口にする置屋もあるため、情報収集はしやすくなってきています。

活躍の場は多様化している

芸者の活躍の場は今や宴席だけに留まりません。

着付けやメイク、伝統芸能、美しいみのこなしなど芸者が体得しているものは多くの女性の憧れです。

そのため、各種イベントに呼ばれ、技能指導の講師を務めることも増えてきています。

また、伝統教育の一環として小中学校に出向し、日本舞踊や三味線といった芸能を披露することもあります。

加えて、出張先は日本国内に限りません。

海外で開催される日本関連のイベントにブースを出展したり、ステージで芸事を披露したりする機会も増えてきました。

料亭の減少という厳しい現実を埋めるべく、時代の変化に応じた活躍の場を広げています。

語学力も修行中?

日本を訪れる外国人にとって芸者による余興は是非とも見たいもの。

結果、宴席で相手にする客の多くが外国人というのが現状です。

このような状況を踏まえ、より良好なコミュニケーションがとれることを目的とし、語学力の向上に勤しむ芸者も増えてきています。

宴席で良い印象を持ってもらうことはリピーターの確保につながります。

花街をより盛り上げるためにも語学学習は必須になっていくかもしれません。

日本文化の継承者として

市場の縮小は否めませんが、日本の伝統芸能の担い手として、芸者は貴重な存在です。

今後も全く需要がなくなるということは考えにくいといえます。

時代に即して柔軟に変化していきながら多くの人に必要とされる存在であり続けるものと覚えておきましょう。