芸者に向いてる人、適性

日本文化に関心の高い人

芸者は江戸時代中期から続く日本の伝統的な職業です。

日本舞踊を始め、三味線や長唄といった芸能を修得し、「おもてなし」の精神で宴席を盛り上げる芸者はまさに日本文化そのもの。

現代ではなかなか接することの少なくなった言葉遣いや所作を巧みに扱うさまは関わる人全てを魅了します。

訪日観光客からの人気も高く、市場規模は縮小しているものの今後も変わらず愛される職業であるといえます。

芸者を志す人は自身の使命を強く自覚し、日本の宝である文化の継承者であるという意識を持っていることが望まれます。

国際意識の高い人

前項でも挙げたように日本文化の象徴ともいえる芸者は海外での人気が非常に高いため、外国人の前に出る機会が多い職業であるといえます。

そのため、最近では英会話に励むなど語学力の向上を目指して努力する芸者も増えてきています。

また海外の文化に興味を持つのも外国人客と関わる上で大切なことです。

自信が国際交流の懸け橋になるのだという気概が求められているといえるでしょう。

人と関わることが好きな人

芸事に長けているだけでは芸者としての資質が備わっているとはいえません。

宴席を盛り上げる役割を担う芸者という職業はれっきとした接客業でもあるのです。

余興以外ではお酌等で座敷をまわりながら客との会話を楽しむことになります。

人との関わりを楽しめる人は芸者にとって大切な適性の一つを持っているといえるでしょう。

人前に出ることが好きな人

言うまでもなく多くの客の前で芸事を披露することが主な業務である芸者はパフォーマーとしての側面も多分に持っています。

舞台に上がることを心から楽しみ、見る人を楽しませることに全力を尽くせる人でなければ芸者として身を立てていくことは難しいかもしれません。

自分に厳しく、継続して努力できる人

3~5年ほどの見習い期間を経ている芸者は厳しい修業期間を乗り越えた上で活躍しています。

多岐にわたる芸事を人前で披露できるまでのレベルにするのは並大抵のことではありません。

また、晴れて一人前の芸者として宴席に出るようになってからも、よりスキルを向上させるため、日々の稽古を怠らないのが芸の道に生きる者としての宿命です。

現状に満足せず、生涯努力し続けられることこそ、芸者として活躍する条件であるといえるでしょう。