カメラマンの大変なこと、苦労

「一度きり」というプレッシャー

カメラマンは決められた時間内で、クライアントが満足できる写真を撮影しなければなりません。

デジタルカメラが普及し、その場ですぐに撮影写真を確認できるようになったとはいえ、撮影にはあらかじめ時間が決められている場合がほとんどです。機材のトラブルがあれば、撮影時間をたくさん削ってしまう可能性もあります。

失敗すると、やり直しが認められない可能性があります。特に屋外撮影の場合はもう一度同じ条件で撮影がセッティングできるとは限らないため、「一度きり」にかけなければなりません。

それはかなりのプレッシャーですが、「絶対に失敗できない」という強い気持ちを持って、仕事に取り組む必要があります。

体力勝負

完全にスタジオ内だけで撮影をするカメラマンでなければ、屋外での撮影のために、各地を飛び回らなければならないことも多いです。真夏の炎天下で重い機材を持って移動したり、大雪が降る中で寒さに耐えながらの撮影もあります。

連日さまざまな場所に移動して撮影するのは、考えている以上に重労働です。

「楽そうな仕事だけ」を選べるほど甘い世界ではないので、生き残るためにはどんな仕事もきっちりとこなそうという意欲が不可欠で、そのためには元気に仕事ができる体力も必要なのです。

精神力も使う

カメラマンは、とても頭を使う仕事です。たとえばスタジオでモデルの撮影の場合、良い表情を引き出すためのコミュニケーションの取り方や、綺麗に見える照明の当て方…そして、屋外撮影の場合は、現場の環境や天候に応じての撮影方法など、たくさんのことを一度に考えなければなりません。

体力とともに精神力を要するので、一日の撮影が終わって帰るとクタクタになるそうです。

フリーランスならではの苦労

カメラマンを目指す人の多くは、「いずれはフリーランスになって、自分の思うように写真を撮影したい」という考えを持っているのではないでしょうか。

実際に、会社勤務のカメラマンも、将来的にはフリーランスを目指している人がたくさんいるそうです。

しかし、フリーランスで安定した収入を得るのはとても難しく、それに苦労している人は多いようです。本人の努力や地道な営業活動が必要ですし、人間性も問われます。

まずきちんとした社会常識がなければ、フリーランスのカメラマンとしてやっていくことは難しいでしょう。