写真が好きな人に向いている仕事の種類（8選）

カメラアシスタントとは、自分の先輩や師匠となるカメラマンの下で、カメラマンの補佐役として働く人のことです。

機材の準備や運搬、セッティングをはじめ、現場でのカメラや撮影環境の調整など、あらゆる雑務を中心に担当します。

未経験からプロのカメラマンを目指す人が、見習いとしてカメラアシスタントからスタートすることもよくあります。

重い機材を運び、立ち仕事で長時間労働になることもあるなどハードワークですが、先輩・師匠の仕事ぶりをすぐそばで見て学べる魅力があります。

フォトスタジオスタッフとは、写真館やフォトスタジオで、お客さまの写真を撮る人のことです。

フォトスタジオの特徴は、七五三や入学・卒業、成人式、マタニティ、ウエディングなど、家族の記念写真を撮る機会が多いことです。

また、撮影スタッフが受付や接客を兼務することが多いため、写真が好きなことはもちろん、人との関わり合いが好きな人、サービス精神が旺盛な人に向いています。

未経験から採用されることもありますが、その場合は簡単な受付業務やアシスタント業務からスタートすることが多いと考えておきましょう。

レタッチャーは、写真など画像をより美しく見せるために「レタッチ」をする人のことです。

レタッチとは補正・修正・加工などのことで、Adobe社「Photoshop」のような専用ソフトを使って行います。

カメラマンが、自分で撮影した写真をレタッチすることもしばしばあります。

しかし、出版・広告・デザインなどの現場は忙しいため、レタッチのみを担当する専任のレタッチャーが在籍するケースも珍しくありません。

写真現像技術者とは、カメラで撮影した写真の現像や後処理をする職種です。

フィルム写真であれば、フィルムや印画紙の特性を考慮し、現像液などを使って1枚ずつ現像を行います。

デジタル写真であれば、紙にプリントした際に理想的な仕上がりになることを目指し、モニター上で写真の色味や明るさを調整した上で印刷します。

撮影者の思いを汲み取りながら、しっかりと完成形をイメージして、それをプリントで表現する技術が求められます。

美術館職員は、美術館のスタッフとして、来館者の受付や案内、イベントの企画、収蔵品の管理などをする職種です。

美術館といえば絵画や彫刻の展示を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、写真を専門に扱う美術館も存在します。

アルバイトであれば、未経験者が採用されることもあります。

一方、正規職員の採用では「学芸員」の専門的な資格を持っている人が優遇されることも多いです。

カメラ販売店スタッフとは、カメラを販売する店舗で、接客や販売業務に従事する人です。

カメラ専門店のほか、家電量販店のカメラコーナーでも活躍できます。

アルバイトとして働く人も多く、必ずしもカメラ・写真の詳しい知識がなければならないわけではありません。

しかし、カメラの知識があれば接客時にも役立つこともあり、自分で写真を撮るのが好きな人が働くことも多いです。