カメラマンのアシスタントになるには? 仕事内容は?

カメラマンのアシスタントとは?

カメラマンを目指す人の多くが、まずは「アシスタント」からスタートします。

カメラマンのアシスタントの仕事内容は決まっているわけではありませんが、基本的には先輩カメラマンのサポートや機材の持ち運び、撮影準備などを担当します。

アシスタントになると、日々先輩カメラマンにくっついて撮影現場を回ることになります。

現場で必要な機材を準備して設置をしたり、カメラテスト時のモデルになったり、カメラマンが動きやすいように立ち回ったりするのも大事な仕事の一部です。

また、現場に向かう際の車の運転や、クライアントとの連絡や調整を行うこともあります。

アシスタントのうちは、基本的に自分が本番としての撮影をすることはないと考えておいたほうがよいでしょう。

あくまでもお手伝いをしながら先輩の技術を盗みつつ、現場経験を積んでスキルアップをめざすことになります。

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カメラマンのアシスタントの1日の流れ

カメラマンのアシスタントが写真事務所などの組織で働く場合は、10時~18時などの決まった時間で働き、休日も固定されているのが一般的です。

しかし、フリーランスで活動するカメラマンのアシスタントになれば、撮影スケジュールによって勤務時間が異なる場合もあるでしょう。

いずれにしても、撮影は必ずしも日中に行われるとは限りません。

ときには早朝や深夜の撮影になることもあります。

自分がつく先輩のカメラマンがどんな仕事をしているのかによっても、勤務時間は大きく異なってきます。

アシスタントの苦労

カメラマンのアシスタントの仕事は肉体労働が多いです。

重い機材を両手に持って歩くだけでも疲れるものですが、炎天下でダラダラと汗を流しながら歩き回らなければならないこともあります。

撮影現場でも、アシスタントはボーっと立っている暇はほとんどありません。

常に現場の状況に気を配って動かなければならず、撮影から戻ったらグッタリということも多いようです。

また、カメラマンの世界は師弟関係が比較的しっかりしています。

そのため、何かミスをしてしまったり、自分の動き方が悪かったりした場合には、先輩から厳しく怒られることも覚悟しておかなければならないでしょう。

このアシスタント時代を乗り越えることができず、仕事を辞めてしまう人も決して少なくないようです。

しかし、アシスタント時代に学べることはたくさんあり、ここでどれだけ努力できたかによって、一人前のカメラマンになってからの成長度合いも変わってきます。

「絶対にカメラマンになる!」という強い気持ちを持っていれば、きっと厳しい状況でも頑張って過ごすことができるでしょう。