カメラマンが服装で気をつけることは?

動きやすい服装が基本

カメラマンは、勤務先や撮影場所によって服装が定められていることもありますが、自由な服装で撮影をすることもよくあります。

とくにフリーランスのカメラマンであれば、会社のように服装の規定はありません。

スタジオで撮影をする広告や雑誌などのカメラマンは、ジーンズにTシャツのような、ラフな格好をしていることもあります。

カメラマンは普段から重いカメラを下げ、レンズなど多くの機材を持ち運ぶため、動きやすい服装が基本となります。

ただし、カメラマンの世界では「黒い服装」がスタンダードとされています。

その理由は、派手な色の服を着た場合、被写体に色が写り込んでしまうことがあるからといわれますが、黒を着用することが絶対というわけではありません。

しかし、カメラマンはあくまでも裏方としての役目を担うため、派手な服装をするカメラマンはそこまで多くないようです。

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ジャケットは着用しなくてもいい?

ジャケットを着用するかどうかは、撮影の種類や場所などによって代わってきます。

たとえば報道関連のカメラマンであれば、ビジネススーツやジャケット着用をすることが多いです。

また、一般企業などビジネスの現場で撮影する場合も、その場にふさわしい格好でジャケットを着用する人が多いようです。

とくに定めがない場合も、自分の仕事に対する姿勢を示すために、必ず襟付きの服やジャケットを着用するカメラマンもいます。

女性のカメラマンの服装は?

最近では女性のカメラマンも増えてきましたが、女性の場合、いったいどのような服装をすればよいのか迷ってしまうことも多いかもしれません。

基本的には女性も男性と同様、派手ではない、動きやすくその場にふさわしい格好をすることが前提となりますが、ボトムスはスカートよりもパンツがおすすめです。

スカートが絶対にNGというわけではないものの、撮影時は膝をつくこともありますし、何よりパンツのほうが動きやすいです。

女性の洋服は身体のラインをきれいに見せるものや、おしゃれさを優先したものも多いですが、あまりタイトになりすぎず、しっかりとした素材のものを選んだほうがよいでしょう。

また、ちょっとしたメモや道具をポケットから出し入れしたい場面もあるので、できればポケットがいくつかついている洋服を着用するのがおすすめです。

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撮影シーンに合わせた服装をする

いくら動きやすい服装がいいとはいっても、たとえば華やかなウエディングの撮影の際にカメラマンがボロボロの小汚い服装をしていたら、新郎新婦や参列者に好印象を与えることはできないでしょう。

また、たとえば企業の社長を撮影する場合、相手はピシッとしたスーツとネクタイを着用しているのに、カメラマンがだらしない服装では、失礼だと思われてしまう可能性もあります。

カメラマンが服装で気をつけるべきことは、撮影の場にふさわしい格好をすることです。

なかにはドレスコードがある現場もあり、その際はカメラマンもそれに従って撮影をすることもあります。

普通のカメラマンは、そこまでオシャレに気を配って着飾る必要はありませんが、場の雰囲気を読み、撮影相手や、その場にいる人たちを不快にさせない配慮は必須です。