独学でアナウンサーになれる?

多くの人が養成スクールに通っている

アナウンサーという職業そのものは、国家資格のような特別な資格が求められるものではありません。

テレビ局やラジオ局に就職しようとすれば「学歴」の制限はありますが、養成スクールに通っていようといなかろうと、「実力がある」と認められた人のみがアナウンサーになることができます。

しかし、実際にはアナウンサーを目指す人の多くは、アナウンサーの養成スクールに通い、アナウンサーに求められるスキルを身に付けています。

自分を客観的に見るのは難しい

スクールに通うことが必須ではないにかかわらず、大勢の人がスクールに通っているのは、独学で合格を目指すのは難しいということでもあります。

書店を訪れてみればアナウンサー志望者向けの本はたくさん出ていますし、インターネットを使ったり、大学の先輩を通じて、発声法や言葉遣いなどアナウンサーになるために必要なトレーニングの情報を集めることは十分に可能です。

しかし、もし独学でやっている練習方法が間違っていたり、自分では「できている」と思っていたことが本当はできていなかった場合、スクールで学ぶ場合のように、すぐに指摘してくれる人はいません。

間違ったまま変な癖がついてしまえば、それを直すのにかなりの時間がかかるケースもあります。

そして、アナウンサーは「他人から見た印象」を良くすることも大切です。誰しも、自分自身のことを客観的に見るのは難しいため、スクールで講師や仲間に自分の姿を見てもらうことはプラスになるでしょう。

お金をかけずに学ぶ方法もある

養成スクールに通うとなれば、当然、学費がかかります。

スクールによっては何十万という費用がかかることもありますが、もしお金を抑えて学びたいという場合は、アナウンス系のサークルに所属するという方法もあります。

マスコミの志望者が多い大学や、難関といわれるレベルの大学には、必ずといっていいほどアナウンス系のサークルが存在します。

ここにはアナウンサーを目指す仲間が集まって一緒に練習をしたり、卒業生のアナウンサーが講義に来てくれることもあります。

活動費がかかる場合もありますが、スクールに通うよりは安く学ぶことができるでしょう。