生産技術のキャリアパス

技術の幅広い知識が必要とされる

生産技術は、設計された製品を量産化するためのプロセスや、生産性向上について考えていく仕事です。

生産現場を管理・指導するような立場になり、さらに技術そのものや生産設備に関する知識まで求められるなど、技術職のなかでも幅広い専門知識やスキルが必要とされる仕事といえるでしょう。

関連部署をはじめ、社内外の人と関わることも多く、調整力やコミュニケーション能力も必要とされてきます。

そうしたスキルを磨きながら生産技術として長年働き続ける人もいますが、本人の適性や会社の状況などによっては、その後、品質管理品質保証生産管理、研究開発といった技術系の別職種へ異動となることもあります。

また、数はあまり多くないようですが、本社の管理系職種へキャリアチェンジするような人もいます。

マネジメントスキルを磨く

「コスト」「時間」「品質」といったことをつねに考えていく生産技術として働く魅力のひとつは、数字を意識する機会が多く、職人としての技術を突き詰めるだけでなく、マネジメントスキルも磨ける仕事であるということです。

また、アイデアを具現化していくような力が身につきますし、社内外での人脈を広げることもできます。

たいていの人は入社直後は工場勤務となって小規模な生産ラインから担当していきますが、生産技術として経験を積むと、将来的には生産拠点の責任者になる人もいるようです。

実際、製造業の社長は、生産技術出身の人も多いといわれています。

海外勤務ができる会社も

大手自動車メーカーなど海外に支社や工場を置く会社では、生産技術職も海外勤務になる可能性があります。

日本とは異なる文化の国で働く経験によって語学力も身につきますし、グローバルな視点を持つことで、その後のキャリアの可能性もさらに広がっていくでしょう。

国内勤務であっても、海外に拠点を持つ会社では海外の技術者と英語などを使ってやりとりをすることもあるようです。