人材コーディネーターの1日のスケジュール・生活スタイル
人材コーディネーターの業務スケジュール
人材コーディネータ―の勤務時間は、勤務先となる会社によって多少異なりますが、9:00~19:00くらいの間で実働8時間程度が一般的です。
日勤が基本で、残業することはあっても深夜帯に勤務することは一般的にはほとんどありません。
多くの場合、人材コーディネータ―の仕事はオフィスワークが主で、出社時刻から退社時刻まで、社内で求職者との面談やカウンセリング、電話・メール連絡、事務作業、マッチング業務などをします。
一部の会社では営業職を兼務し、クライアント企業の開拓やフォローなど、外回りをする時間も多くなります。
突発的に仕事が夕方以降に入ることもありますが、多くの場合、その時間帯にクライアント企業や登録スタッフに連絡しても、スムーズに返事があるわけではありません。
そのため、その日にできる仕事を片付けたら返事を待たずに早々に切り上げます。
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派遣会社で働く人材コーディネーターの1日のスケジュール
人材対応をメインとする人材コーディネーターの1日
営業を兼務する人材コーディネーターの1日
人材コーディネーターの休日
人材コーディネータ―の休日は、土・日が休みの「週休2日制」の場合が多いですが、会社によっては週末にも対応できるようにシフト制で週末にも勤務し、その分平日が休みになるという場合もあります。
また、担当しているスタッフとの面談やカウンセリングがどうしても週末以外には難しい場合、短時間でも出勤して対応することもあります。
月間では休日数や労働時間が調整されるので、他の職種とは休日数に大きな違いはありません。
その他、夏季休暇、冬季休暇、GW休暇、年末年始休暇、慶弔休暇、有給休暇などが一般的な休暇の精度は整っており、育児休暇や一時休暇の制度を作っている企業も多いです。
事前に調整しておけば、案件が多くない時期に連休取得して旅行をすることもできます。
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人材コーディネーターの残業時間
人材コーディネータ―は、多くの職場で残業が発生します。
「人」を相手にするため、予期せぬトラブルや突発的な業務も発生しやすいこと、また登録スタッフへの連絡はどうしても夕方以降に行う必要があるため、残業を避けることは難しい仕事といえます。
業務効率化によって改善は進んでいますが、1日に1~2時間程度の残業が日々生じているというケースも多くなっています。
見込み残業代が給与に含まれている求人も多くなっており、それだけ残業への覚悟が必要であるといえるでしょう。
職場によって多少は違いますし、業務内容によっても違いはあります。
残業が気になるという人は、就職前の面接などの機会にしっかりと確認しておくとよいでしょう。
人材コーディネーターは忙しい? 激務?
人材コーディネーターの忙しさは、職場によって大きく左右されます。
人材紹介サービスは、業界や職種などを特化したサービスが多く、マッチングの難易度や人材の登録数などにも大きな違いがあります。
案件数や登録スタッフ数に比して人材コーディネーターの数が少ない場合は、納期内にマッチングを進めるために非常に忙しいです。
また、案件数が多くなるほどマッチングのミスやトラブルから、クレーム対応などの業務も多くなります。
とくに企業の年度が変わる1月や4月に向けた求人が多くなるため、その頃が繁忙期になりやすいです。
年間を通せば激務というほどではないものの、職場によっては常に仕事に追われていると感じることもあるでしょう。