百貨店社員のつらいこと・大変なこと・苦労

百貨店会社社員のつらいこと・大変なこと

莫大な商品知識を身につけること

百貨店社員の大変なことは職種や担当業務にもよりますが、販売職に就く場合、自分の担当売り場で扱っている商品についてはしっかりと覚えなくてはならないという大変さがあります。

売り場によっては商品の点数が非常に多く、また入れ替わりも激しいため、次から次へと覚えることが出てきて苦労します。

また、ギフトラッピングや配送といった、お客さまのニーズに応えるためのさまざまなサービスに関する正しい知識も必要とされます。

お客さまから問い合わせを受けた際に「わかりません」と言うわけにはいきませんから、現場に出るとなると思っている以上に勉強が必要となります。

販売以外の業務でも、百貨店社員として働く以上は自社で取り扱っている商品やブランドの知識を得ることが重要です。

限られた人員で回している職場も多いため、毎日が目まぐるしく過ぎ、1日があっという間に過ぎてしまうと感じるでしょう。

いつでも笑顔でい続けること

百貨店社員はお客さまに対して、どのような時でも笑顔で、誠実に向き合う姿勢が求められます。

しかし百貨店では、どうしてもクレームを受けることが多くなります。

「ありがとう」と言っていただける反面、お叱りの声を受けることもあり、精神的にまいってしまいそうになることもありますが、お客さまと接するときは笑顔が基本となります。

疲れていたり、落ち込んでいたりする時にも気持ちを切り替えなくてはならないことは、百貨店で働くうえで大変なことのひとつです。

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百貨店会社社員の悩み

百貨店という空間は、どうしても閉鎖的な環境だと感じやすく、なかなか開放的な気分は味わいにくいのが事実です。

販売職など多くの社員は出勤すると1日中建物の中で過ごしますし、人間関係についてはどうしても同じショップで働く社員やスタッフとのコミュニケーションが中心となります。

せまい空間で仕事をすることが多いため、人間関係は濃くなりがちだと考えておいたほうがよいでしょう。

百貨店会社社員を辞める理由で多いものは?

百貨店を辞める理由で多いものは、主に人間関係です。

百貨店は女性社員がとても多く、派閥やグループのようなものが生まれやすい一面もあり、人の陰口や悪口が飛び交っている職場の雰囲気になじめず、悩んでしまう人もいます。

もちろん、すべての職場がそうというわけではありませんが、こうした環境を理由に辞めてしまう人は非常に多いです。

一方、女性ばかりの職場になじめずに辞めていくという男性社員も少なくありません。

また、百貨店業界は不況のあおりを受け市場規模が縮小しており、将来性を悲観してこの仕事から離れるという人もいます。

実際、売上が少ない店舗が閉鎖されたり、社員をリストラしたりする百貨店も増えてきており、百貨店での経験を生かして他業種に転職しようとする人は非常に多いです。