女性消防士の状況

消防士は女性でもなれる?

消防士は強靭な体力が必要な職業であるため、どうしても男性職というイメージが強いかもしれません。

実際、消防官全体で見たとき女性の割合はわずか数パーセントほどですが、最近ではどこの自治体でも女性の消防士の数が徐々に増加傾向にあります。

1999年の男女雇用機会均等法の改正が追い風となり、その後、とくに都市部を中心に少しずつではあるものの、消防署の採用において「女性枠」を設ける自治体も見られるようになってきました。

女性が消防士になるための流れは男性とまったく同じですが、女性枠を設けている自治体は限られています。女性で消防士を目指していきたい場合、まずは各自治体の募集要項をチェックしてみましょう。

また、男性と同じく女性も消防官採用試験の受験資格として身長や体重の制限があるため、その点についてもよく確認しておくことが重要です。

女性消防士の職務内容は?

女性の場合、どうしても男性と比べて体力面では性差が出やすいため、消火活動や救助活動の第一線で働く女性消防士の数はまだまだ多くありません。

たとえば、消防署内の予防部で避難訓練の指導をしたり、防災の広報活動に携わったりと、デスクワークに就くケースがやはり圧倒的に多く見られます。

しかし、もちろん現場に出動する女性消防士もいます。本人の熱意や体力、努力次第でデスクワーク以外の業務に携わることは十分に可能です。

消防学校では女性向けの寮はあるの?

消防士になるためには消防官採用試験を突破し、各自治体が設置している消防学校で約半年間の研修を受ける必要があります。

これは、男性も女性も共通です。

しかし、消防学校は基本的に全寮制で、在校生のほとんどは男性です。男性と生活空間を共にすることに抵抗のある女性も多いでしょう。

そのため、消防署に女性枠を設けている自治体の消防学校では、女性専用の部屋を別に用意するケースが多いようです。