消防士(消防官)採用試験の受験資格・年齢制限

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自治体ごとに行われる消防官採用試験

地方公務員である消防士になるためには、まずは「消防官採用試験」に合格する必要があります。

消防官採用試験は各自治体で実施しており、自治体ごとに試験会場や試験時期、採用人数などが異なります。

Aの自治体とBの自治体では試験内容もまったく異なることがあるため、志望する自治体ではどのような形式で消防官採用試験を行なっているのか、しっかりと調べることが大事です。

また、自治体によっては、採用試験の難易度別に複数の区分での試験を実施しています。

たとえば「大学卒程度のⅠ類(上級)」「短大卒程度のⅡ類(中級)」「高校卒業程度のⅢ類(初級)」など、各自治体によって試験区分の呼び名は異なります。

また、建築や化学、法律などの専門知識を問う「専門系」の枠が設けられている自治体もあり、区分によっても、それぞれ採用人数や試験形式などが異なるため注意が必要です。

このほか、消防士は公務員として働くための基礎知識だけでなく、体力が必要不可欠です。

そのため、消防官採用試験では筆記試験とは別に体力テストが設けられています。

消防官採用試験の受験資格・年齢制限は?

30歳を超えると受験が難しくなる

消防官採用試験は一般的な公務員試験とは別の受験資格や年齢制限が設けられています。

消防士として働くには体力が重要な要素となるため、一定の年齢を過ぎた場合や視力が極端に悪い場合など、採用試験自体を受験できないことがあります。

各自治体の情報を事前にチェックしておきましょう。

具体的な受験資格・年齢制限は自治体によって異なりますが、年齢については、多くの自治体で18歳~30歳くらいまでとしています。

参考までに東京都の消防官採用試験では以下のようになっています。

<年齢制限>
Ⅰ類:22歳以上30歳未満、または21歳以下の大学卒業者(卒業見込も可)
Ⅱ類:20歳以上30歳未満
Ⅲ類:18歳以上30歳未満
専門系:Ⅰ類と同様

また、学歴によって年齢制限が異なることもあり、高卒者の場合は25歳くらいが上限となる自治体もあります。

各自治体が定める年齢制限を超えると受験すらできなくなってしまうため、注意が必要です。

身長や視力に関する条件もある

消防官採用試験では、心身ともにハードワークである消防士として働くために必要となる身体条件も確認されます。

身長や視力、その他の身体条件に関する受験資格も自治体ごとに異なりますが、東京都の場合は以下のようになっています。

<身体的受験資格>
身長:おおむね160cm以上(女性はおおむね150cm以上)
体重:おおむね50kg以上(女性はおおむね45kg以上)
胸囲:身長のおよそ半分以上
聴力:正常であること
肺活量:おおむね3000cc以上(女性はおおむね2,500cc以上)
視力:矯正視力を含む、両眼で0.7以上かつ一眼でそれぞれ0.3以上
色覚:赤青黄の色彩の識別ができること

このなかで「おおむね」と記載されているのは、これが絶対的な基準というわけではなく、わずかに不足するくらいであれば問題なしとみなされる可能性もあるということです。

ただし、数値を大きく外れてしまうと、それだけで不合格になってしまうことがあります。

どの自治体においても同様の制限がありますので、自分が希望する自治体の受験資格を事前に調べておいたほうがよいでしょう。