パイロットに向いている人、適性

健康であること

パイロットは最低でも半年に1度「航空身体検査」と言われる特殊な身体検査を受け、定められた基準を超えなければ、この仕事を続けることができません。

そのため、常に健康な身体であることが何よりも大切になります。お酒の飲み過ぎや太り過ぎなどにも気を付けなければなりませんので、自然と「節制」するようになるでしょう。

何もしなくても健康なのが一番ですが、体調を崩しても早く病院に行って治療するなど、健康には人一倍気を遣っておく必要があります。

協調性

旅客機の運航はパイロットだけでなく、整備士やキャビンアテンダント、グランドスタッフをはじめ、多くのスタッフによって支えられています。そのため、周りと一緒に協力して働こうという「協調性」が欠かせません。

高い操縦技術だけでなく、周囲の絶大な信頼を集めてこそ“一流のパイロット”とも言えるのです。

行動力・判断力

積極的に動ける行動力も必要です。パイロットは自らその場の状況に応じた判断を行わなければならないので、常に人から言われたことだけをやる「受け身」の人には向いていません。前向きな積極性も重視されます。

マルチタスク型の人が好ましい

パイロットは、その場その場の状況に応じて複数の機器を動かすなど、一度にいくつものことを同時進行で行うことになります。そのため、音楽を聴きながら本を読んだり、テレビを見ながら勉強したりなど、「マルチタスク型」の人のほうが向いていると言われています。

操縦適正検査でもこの点を判断されるため、ひとつのことに集中し過ぎて周りの声が聞こえなくなるような人は、普段から複数のことを同時に行う意識を持ち、生活すると良いでしょう。